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DATE : 2022.04.24
ダイエット指導 3
考え方改造 2
ダイエットしている人で途中挫折したり、リバウンドを繰り返し、生涯ダイエットと挫折を繰り返している人の特徴は「からだに対する、昨日の表現では「身体と感情」という友」への知識が圧倒的に足りない。
その様は、海図を持たないで大海原へ漕ぎ出していくようなものである。
また、マスコミも「~さえすれば何キロ痩せる」などという詐欺のような宣伝をするのもおかしい。
したがって、ダイエットの成功のカギは9割がた、「正しい知識」が握っている。
要するに9割がメンタルなのだ。
では、考え方改造の二日目の講義に入ろう。
脂肪を忌み嫌うよりも、脂肪を理解しよう。
豚の体脂肪率ってご存じだろうか? 答えは最も太っている豚で13%だという。
牛だって豚並みである。
人間は30%を超える人はざらにいる。
何故これだけ哺乳類の中で断トツの脂肪を蓄えているのだろうか?
遠い昔私たちの先祖がアフリカに生まれ、徒歩でヨーロッパやシベリア、アメリカなど地球上の全ての地域へ生息するようになった。
飲まず食わずで、歩いた時もあったろう。 シベリアなどは寒さに震える日もあったろう。
そんな難行苦行を助けてくれたのが、脂肪である。 だから忌み嫌うのではなく有難いのだ。
要するに食料を手で持って旅をするのは大変だから、体内にお弁当を蓄える装置を作ったのだ。
男性は1週間くらい飲まず食わずで狩りをするので、1週間のお弁当を内臓脂肪という形でおなかに蓄えるシステムが出来上がった。 これは男性ホルモンが作っているが、女性も閉経を迎えると急におなかが出てくるのは女性ホルモンから男性ホルモンへ切り替わったという印。
女性の場合筋肉が少なく、寒さに弱いし、子供を産み育てるための燃料として、女性ホルモンが皮下脂肪という名の毛皮と、妊娠出産用の栄養をそこにため込むようになったのだ。
私は9年間ヨガの組織でインストラクターとして働いていたが、そこでは年に3回の合宿があった。
お正月に7日間、ゴールデンウイークに10日間、お盆に10日間。計27日だ。
そして私はほとんど断食コースの担当だった。だから年間27日の断食を9年間やった。
とうことは、一年に一か月近く食べない日が9年間続いたということだ。
というのは、他のインストラクターは断食をすると、途中で倒れたりして持たない人が多いのに対し、私は10日くらい平気で、朝の5時のジョギングの誘導から夜の12時まで合宿スケジュールをこなしても平気だったのだ。 私のおなかの内臓脂肪というお弁当が10日間の食料を保存しているからである。
だから、もし一人で旅をすることがあったら、10日くらいは食べないで旅をすることもできる。
合宿担当は断食だけではなく、視力回復コースの担当も合わせて行っていた。
というのは、視力の回復には断食が最も効果的だからだ。
長くなったので、続きは次回に。
下の写真は10日間の合宿の最終日に、視力回復コースのメンバーと撮ったもの。28歳の時。
皆さん 私も含めて断食10日目である。 何とも元気そうではないか
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