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DATE : 2022.04.27

整食法の発明とそのやり方

昨日の質問者からの再メールです。

その前に、どんな質問かを書いておきます。

「先生 お疲れ様です

次回はダイエットが研修内容。 残念です。ナビゲーター研修に来ている方々は みんな極端に太っていません。自力整体と整食法も、やっているからだと思います。

できれば変形性関節症で、痛みに悩んでいる方々のための研修を希望します。

ワガママなお願いで、 ごめんなさいですが できればダイエットではなく痛みを取り除くための自力整体ナビゲーター研修にしていただけると嬉しいです。

生徒さんも痛みをかかえている方々が多いので、是非ともお願いしたいです。

今日届いたメールです。

「先生 昨日は失礼なメールをしてしまい ごめんなさい。

 朝 目覚めたときに気づきました。ダイエット つまり整食法という意味ではないかと…

 自力整体の実技効果は 毎日の整食法もともに実践すらからこそ 実技効果があると 日々 感じております。整食法あって自力整体実技効果あり!

 自力整体プラス整食法で、結果的にダイエット効果もある!っということだと気づきました。

 是非とも次の研修 ダイエットでお願いします。

 ほんとに失礼なメールをしてしまい申し訳ございませんでした」

矢上 裕です。 

 あなたは瘦せ型なので、こんな気持ちになったのはわかります。

基本ダイエットとは日本語の食事療法という意味でして、痩せるという意味ではありません。

 正しい食生活にすることで、痩せたい人は太り、太りたい人は太るという健康食の提唱がダイエットなのです。 それを痩せる方法という形で日本では広がってしまい、私もこの言葉を使うのは嫌なのです。

 だから日本のダイエットという呼び方を止めて、健康になるための食を整える方法として「整食法」と命名しました。

 そして自力整体の効果を上げるためにも、整食法を実践することを同時にすることとして、自力整体整食法とい名称にしたのです。 

 はっきり言って、整食法の実践なしの自力整体は効果がないどころか、普通の体操になってしまいます。

 このことに気づかれたあなたはとても良かったと思います。

 今朝のダイアリーにも書きましたが、

 整食法は、熟睡と排泄を邪魔しない食べ方を研究して発見したものです。

 空腹睡眠と朝食抜きがその熟睡と排泄にかかせないことを、実験しながら発見したのです。

 そして整食法に欠かせないのが、目覚まし時計を使わない自然覚醒です。後で説明します。

だから整食法は3つの条件でできています。「空腹睡眠と朝食抜き、自然覚醒」です。

 ここで整食法の発見の歴史を解説しておきましょう。 それは睡眠の研究から始まりました。

 睡眠中に行われている体内の活動を調べたのです。 

というのは自然治癒力が働くときは睡眠中ですから。

睡眠には前期睡眠と後期睡眠があり、それぞれ活動内容が違います。

後期睡眠は起きるための活動をしている時間帯で、2時間ほどです。 後は前期睡眠です。

人は眠りに入ると、いきなり深いノンレム睡眠に入り、その時に成長ホルモンが分泌されて日中に得た栄養を骨や筋肉その他に吸収させます。 不眠症の人を見ていると筋肉が細くてガリガリで低体温で骨粗しょう症で骨ももろいのは、前期睡眠の活動ができていないからです。

そして前期の脳は日中記憶した様々なことを、必要性のあるものを記憶し、嫌なものや不要なものを忘れます。要するに脳も吸収と排泄を、腸と同じように行っているというわけ。

だから前期睡眠は吸収の時間帯だと思ってください。

次に後期睡眠です。

腸の中ではせっせと便づくりが始まります。

食べ物のカス、腸内細菌の死骸、腸の内壁が剥がれ落ちたもので便は構成されますが、それ以外も体内に不要な老廃水分、老廃脂肪も腸の方に捨てるために、硬い便が出た後に出る準備をするのです。

だから二回目の排便は老廃脂肪と水分なのです。 

この2回目の排便こそがダイエットのカギを握ります。

一回目は食べ物のカス、二回目が老廃脂肪と水ですから下痢上の便になっています。

その次に脳を目覚めさせるために後期の2時間は、体内に貯めている内臓脂肪を溶かすことによって、エネルギーを作り出し、脳に送り目覚めさせます。 これがダイエットになっているのです。

ところが目覚まし時計で強制的に起こされると、この自然覚醒の為の2時間を途中で削られてしまい、ダイエットできないというわけです。 自然覚醒すれば1キロは睡眠中に体重が減るはずで、それは就寝前と起床直後の体重を測ってみれば、自然覚醒の睡眠ができたかどうかわかります。

さらに自然覚醒の睡眠ができたなら、十分に便が直腸まで運ばれて待機できた状態になっており、目が覚めたらすぐに大便がしたくなるはずです。 それも大量の排便です。

これを目覚めの排便といいます。

これも目覚まし時計で強制的に起こされたのでは、目覚めの排便はないはずです。

こうやってしっかりした前期後期の睡眠が取れることによって、眠っている間に筋骨が育ちます。

寝ている間に内臓脂肪が燃えてダイエットになります。

目覚まめの排便で大量の便が出た後、3時間その空腹状態を続けることによって、2回目の老廃脂肪と水分の下痢便が出ます。 多く残っている人は3回目の老廃脂肪と水も出ます。

これこそが、筋骨が育ちながらダイエットも可能な 私が発明した自力整体浄化ダイエットです。

質問者のあなたは痩せ型で、股関節の痛みを持っていますね。

股関節の痛みは筋骨が痩せてくるときに起こります。 同じ股関節に変形があっても若いころはスポーツもできて痛みもなかったのに、老いてくると痛みが出てくるのは股関節を支える筋肉が衰えるからです。

だからあなたも、十分な筋肉や骨が育つ前期睡眠ができていないからなのです。

寝る前に自力整体でからだの凝りをほぐし、空腹睡眠と朝食抜きを実行し、しっかりした前期睡眠と後期睡眠と自然覚醒ができたら、筋肉や骨はしっかりつきながら、老廃脂肪は消えていく理想のダイエットができるはずで、痩せている人は筋肉や骨が育った分太るはずです。

これらの知識を持ったうえで、そしてその効果を信じたうえで実行されてください。

by 矢上 裕

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