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DATE : 2022.07.04
私が目指す人生の成功者とは
矢上先生へ
いつも、お世話になりありがとうございます。
最近、「甘いものがやめられない。」「饅頭をやめられない。」「どうしたらやめられますか?」
という声を聞くと、どういう事だろうか?とモヤモヤしたものを感じていました。
「○○られない。」という言葉に引っかかっていたのです。
食べるか?食べないか?決めるのは自分の意思なのに・・・。
「饅頭があると、食べてしまう。1個食べると、もう一つもう一つと食べてしまう。」
と、悩まれていた70代の生徒に、「あなたは、饅頭に振り回されているみたいですね」と言葉をかけると驚いたように「アッ、そうなんだ。私は、饅頭に振り回されているんだ。
もう、やめるわ。饅頭に振りまわされたくない。」と納得して帰られました。
後は、本人の気持ちだけです。
私も、以前は、「やめられず」に、美味しそうなものがあると、口にドンドン放り込んでいたものです。色々と理由をつけて、正当化して身体に取り入れて・・。
40代になると、それが、全て身に付き体重が増え、浮腫み、痛み、体型のわからない服を選び自分を見つめることなく食べたいものを食べていました。今、思うと怖いです。
自力整体に出会って、知らず知らずのうちに食べ方、食べる事への意識が変わってきたのですね。はじめは、18時間断食というハードルがとても高く感じていましたが、今は1日食べなくても大丈夫だと思います。
しかし、私も、楽しむ食事の場は、大切にしています。
家族のイベント、子供が食事に連れて行ってくれることもあります。
出かけた場所で、そこでしか食べられないものに出会う事もあります。
そんな時は、身体の感覚を十分に働かせて本当に食べたいものを有難くいただきます。
幸せを感じるひとときです。
そして、最近の気づきとして、そのような食事の後は、梅干し入りのお粥が美味しい。と感じる事です。
身体が疲れたときも同様です。身体は、声を発しているのですね。
「食べたらダメだ」とか、「食べてしまった等の恐怖感や罪悪感」を持つことなく、
身体の声を素直に聞いて食べる。
そして、正しい感覚を磨くために自力整体をしていきます。
私も、まだまだ改善中ですが、少し気づいた事を報告させていただきます。
矢上 裕です。
私も「朝食をどうしても抜くことはできません」という話を聞くたびに違和感を覚えます。
逆に、「私は貧しくて、朝食を摂ることができません」 なら、わかるのですが・・・
はっきりと、「私は朝ご飯を抜く意志はございません」と言ってくれる方が嬉しいですね。
私は9年間の断食指導で得た人生訓があります。
それは、「本当の人生の成功者と言えるのは、自分の欲望を制御し、新しい習慣を作り上げた人のことを指すのではないか」 ということです。 その結果仕事も、当然成功すると思います。
ですから、イチロー選手などは、「人生の成功者」だと思います。
結局、「何のために自力整体整食法をやるのか」 と 私が人から問われるならば、躊躇なく
「自分の欲望や肉体を制御し、自分が決めた習慣を継続できる人間になりたいから」と言うでしょう。
これが私にとって、金銭の獲得でもなく、有名になることでもなく、他からの賞賛でもない
自分の目指し、あこがれる「人生の成功者像」なのです。
私は美食も楽しみますし、お酒も大好きです。
ただ、それに依存しません。 僧侶のように禁欲ではないのです。
自分で選んで楽しむのは自力です。
アルコールや饅頭がやめられないのは依存です。
依存しているうちは、幸せは他者が決めます。
そんな情けない自分になりたくはないと思います。
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