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DATE : 2022.07.06
質問に答える
不調をかかえている生徒二人について質問です。よろしくお願いします。
一人目、40代女性。左腕を伸ばして、真上に上げる事はできるのに、
肘を直角に曲げてバンザイすると痛む。(一ヶ月以上前から)
先週ごろから同じ側(左)の股関節も痛みだしているそうです。
五十肩だと腕を伸ばして上げる事も普通出来ないと思うのですが、これは何が原因しているのでしょうか?
骨盤後傾で、いつも開脚がしにくそうです。
後ろに倒れそうなので、今日は、背中を床につけ壁におしりと足をくっつけて開脚をやってみたところ、少し骨盤が起こしやすくなったそうです。
あと、正座からの横座り(おしりを左右に下ろす)は、右に下ろしにくく左に下ろす方が安定しています。
矢上 裕です。 お答えします。
肩の痛みは、写真のように骨盤の後傾が原因です。
俗に言う五十肩ですね。
五十肩は加齢とともに、骨盤の後傾になることが原因で、ある程度骨盤の後傾が治まってくると自然に治る、いわゆる 「あなたは老年の骨格になり始めましたよ」という時に、痛み
「ハイ、老年の骨格骨盤後傾が完成しましたよ」という時点で自然に痛みがなくなる面白い症状です。
だから、どんな治療を行っても、老年骨格が完成するまでは痛みはとれません。
背中を壁につけて開脚座で骨盤を起こすと、胸郭が持ち上がりますので、一時的に肩は楽になります。
ですが、老年骨格の完成待ちまで、後1年くらいお待ちください。
〇 二人目は、70代の女性。
よく言われるのが、朝起きた時、いつもの腰が重い、だるい、痛いそうです。
そして動いているとそのうち直って来るそうですが、この朝起きた時の不調は、何が原因していると考えられるでしょうか?
最近、整食法も始められ、前日の18時には夕食を食べ終わっているそうです。
矢上 裕です。 お答えします。
左右の肩の高さのアンバランスが顕著で、体重もほとんど右足にかかっています。
体重がかかとにかかっており、典型的な腰椎の右湾曲、と骨盤後傾による腰痛です。
睡眠時は、体重が背骨にかかっていますので、背骨のS字彎曲がなくなり、一本の棒状の背骨になります。 この棒状背骨になった時に起床しますので、起き立て腰痛になるのです。
そして起きて背骨を立てて、頭の重みが背骨に載ってくると、S字彎曲ができ、痛みがなくなってくるのです。 そのまま空腹で眠ることを続けてください。
胃の中に物が入ったまま寝ると、その重みで背骨は棒状になって朝起きると痛みます。
後は自力整体で腰椎の右湾曲を直しておいてください。
お願い。 このような回答をこのダイアリーで書くと、全国から写真付きの質問が来るのが怖いです。
ですから、緊急事態の場合のみ、質問をお願いします。
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