今日はお勧めの本を紹介しよう。

　脳科学者、リズ　ボルト　テイラーの本で「心が軽くなる脳の動かし方」である。

　当人は　アメリカのテッドというプレゼンテーションの番組で有名になった方で、　自分自身が左脳の脳出血で、左脳が働かず、右脳だけで生き延びた体験をお持ちである。

　現在は８年かかって、左脳を回復させ、元の健康体に戻ったのだが、その体験を生かして　左脳の考える脳、感じる脳、右脳の考える脳、感じる脳　この４つの脳をすべて使って生きる　生き方を書いた本である。

　単なる研究者の本ではなく、自分が体験したことの深い洞察が書いてある。

　最近ダイアリーでも紹介している目に見えない経絡という概念も、左脳の医学（現代医学）では否定されているが、右脳の医学（インド、中国医学）の考えに近いものがあるので

　自力整体を理解するうえで、右脳と自力整体の関係性がわかる。

by 矢上 裕