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DATE : 2022.08.20
パーキンソン病について
パーキンソン病の生徒さんについての質問です。
60代の女性で週2回参加しています。発病して10年目で左側への傾きが強くなり、歩行器を使われています。
右の背中(肋骨の裏当たり)が出っ張り、左わき腹と腰に痛みがあります。
そして左足が床から浮いているような感じがするそうです。
彼女の知り合いのパーキンソン病の方は、右の骨盤と肋骨がほぼくっついてしまっているようで紐で縛っているそうです。
そこで、自分もそうならないためには、どこにどんなふうに筋肉を付けたらよいか、
という相談を受けました。
姿勢を支えるために体幹の筋肉が必要だと思うので、今の体幹強化の動きは有効だと思いますが、
特に重視したらよいもの、そのほかに必要な筋肉増大運動があれば教えていただきたいと思います。
また整体の実技では、
胸郭を上げて骨盤を下げる、
背中で右手首にタオルを引っかけて左手で上に引っ張り上げる、
うつ伏せから左手を頭の方へ伸ばして足首を倒す、腰椎湾曲の矯正、
などでよいでしょうか。
今はそれぐらいしか思い浮かばないのですが、ほかにやると良い実技はありますか。
矢上 裕です。
パーキンソン病は脳の病気ですので、どの自力整体が効くとはわかりません。
私の教室にも同じ人が通って来ていましたが、亡くなっています。
自力整体ができないなりに、一緒にやっていると、動きやすくなるそうです。
しかし、どの実技が効くかというと、筋肉や身体のゆがみの病気ではなく、脳が原因なので
この脳にどういう刺激を与えたらよいのかが大事になってきます。
パーキンソン病に効く音楽療法をお読みになって、参考にしてください。
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