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DATE : 2022.08.24
大腰筋の強化について
矢上 裕さま
いつも新鮮な自力整体を届けてくださりありがとうございます。
○○です。
今回の質問です。よろしくお願いいたします。
仰向けで腰にタオルをかけクロスし、がっせきした足にかけて行う大腰筋強化についてです。
歩くとき太ももは(極端なガニ股・内股でなければ)外旋・内旋せず前方向に振り出すと思います。
でもこの仰向けの大腰筋強化では太もも外旋の状態で揺することになり、歩くときの前方向の動きと連動していないように感じます。
大腰筋は起始が第12胸椎~第4腰椎、停止が大腿骨の小転子で、身体の中心から「八の字」の形になっているため、股関節を少し外旋させた状態で動かす方が筋肉の強化や解しに効果的なのでしょうか?
それから、大腰筋は深層にあり腹直筋のように手で確認しづらく、強化や解しの効果が分かりにくいです。
この大腰筋強化の動きをするとき、後頭部を手で持ち上げて行うと腹直筋に力が入ってしまうため、
どちらかというと後頭部を上げず腹直筋が硬くならないようにして行った方が大腰筋に効くのでしょうか?
初歩的な質問ですが、よろしくお願いいたします。
※この質問を書いているうちに、随分前の「じりき通信」にこの大腰筋強化をする動きの説明があり、
「内ももを閉じて行うと腹筋に効き、足をがっせきさせて行うと大腰筋に効く」という事が書かれていたのを思い出しました。
その時はその効果の違いがきちんとのみ込めず、なぜだろう?と思いつつ効果だけをまる覚えした状態のままでいました。
でも今回この質問を書くにあたり、考えながら動きを実践していくうちに、
ただまる覚えの状態から、体が納得して理解を深めていったように感じたのを嬉しく思っています。
回答・・・そうです。 このがっせきで上げ下ろしする方法しか「大腰筋だけを使う強化」はないように思われます。 効果は足が床すれすれの時があり、高く持ち上げるほど腹直筋が働いてしまいます。
下の写真のように、腰を下ろすことが楽になったら、大腰筋がほぐれている証拠で、
大股で歩けるようになります。
頭の後ろで手を組むのは胸郭が持ち上がり、すこし大腰筋が伸ばされるのでそうしています。
とにかく、床すれすれが効くを思ってください。
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