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DATE : 2022.09.18
自力整体の連動刺激について
○○です。
膝擦り合わせで気づいたことがあります。
仰向きで、膝擦り合わせをしていると仙腸関節が動いているのがわかります。
それだけでなく、更に肩甲骨周りが剥がれて行くようです。
更に続けていると、後頭骨の当りが動くのでしょうか、
盛んに欠伸が出て、眼からは涙、鼻のりか良く、渇ききっていた口が唾液を感じ、
身体中に水分補給、様な幸せな気分です。
仰向きでする時は「手は頭の下に置き少し頭を持ち上げて手首の当たりで
側頭部を挟むようにすると頭が左右に動きます。
仙腸関節、肩甲骨、後頭骨は連動しているのでしょうか?
頸がとても楽になりはまっています。
下の写真の「卍動き」とセットではまっています。
この動きをやると、30秒呼吸法がとてもやりやすいです。
ありがとうございます、🙃
矢上 裕です。
さすが、自力整体歴30年のベテランの発見は違います。
仰向け、立膝、膝の内側こすり回し https://youtu.be/4_zqQHwD3IUは、まず
- 膝が前後に動きます。
- すると大腿骨が機関車の車輪のように前後に動きます。
- 大腿骨が前後に動きますと、左右の腸骨が上下に動きます。
- すると、仙腸関節が上下に動きます。
- そして頭の後ろで手を組んでやると、肩甲骨が上下に動きます。
- 肩甲骨が上下に動きますと、後頭骨が左右に揺れます。
- 後頭骨が左右に揺れることで、顎関節のズレが直ります。
- 後頭骨の後ろが副交感神経の中枢なので、副交感神経が刺激を受けます。
- 副交感神経は分泌の神経なので、涙、あくび、よだれ、腸液などが分泌され、全身がゆるみます。
- 以上を、ある特定の関節を動かすことで、それに連なって動く連動という動きになり、膝関節の動きが後頭骨まで動かしているし、後頭骨の奥にある副交感神経の中枢迄刺激されるのです。
これを発見したのが、仙台の故橋本敬三先生で、それを元に作られた体操体法です。
自力整体の中に操体法の原理を応用して、連動させて遠くの場所まで直していくという実技の一つがこの仰向け、立膝、膝の内側こすり回しであり、 さらに肘を直角にして手を上下する卍運動です。
この連動作用が身体に効いていると自覚しながら実技ができる感覚の鋭い人がなかなかいなくて、
あまり、指導に取り入れていませんでした。「仰向け、立膝、膝の内側こすり回しの実技はどこに効いているのかわからない。 ただひざをこすればいいんですね」という方が多いのです。
でも、ここまで連動させて後頭骨、副交感神経まで効かせてくれる人がいるとは嬉しい。
ご提案、ありがとうございます。
なお、先日アップした寝返り整体の動画が見られないという方もいましたので、再度
URLを貼り付けます。
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