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DATE : 2022.10.06
皆さんに是非、観ていただきたい映画がある。
それは「阿部サダヲ主演 アイアム牧本」だ。
身寄りのない孤独死の方の最後をお見送りする、市役所の職員の物語。
最後のシーンに涙しない人は、おそらくいないだろう。
「おみおくり係」牧本は、独り亡くなったある男の娘を探すため、ワケありな事情をそれぞれ抱える、男の、かつての友人や知人を訪ね歩くうちに、その人生を辿ることとなる。牧本の亡くなった人へのちょっと迷惑だけど無垢な気持ちは、やがて、人と人を繋ぎ、自らも変えていく――。
主人公の牧本壮役は、『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)等に続き水田伸生監督とタッグを組む阿部サダヲ。牧本が出会う孤独な女性・津森塔子役に満島ひかり。そして牧本の迷惑にまき込まれる人々に、國村隼、宮沢りえ、宇崎竜童、松下洸平ほか個性豊かな豪華キャストが結集。原作は、第70回ヴェネチア国際映画祭で4つの賞を受賞したウベルト・パゾリーニ監督『おみおくりの作法』(15)。原作にある日本でも社会問題となっているテーマを、岸田國士戯曲賞受賞の劇作家・倉持裕がユーモラスな語り口で新たな魅力に溢れた脚本にし、『ゆとりですがなにか』、『初恋の悪魔』等の水田監督が笑って泣けるエンターテインメントに昇華させた。この秋、ちょっと迷惑な男・牧本が“まき”起こす奇跡の物語が、日本中をやさしさで包む―。
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