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DATE : 2022.10.17
経絡治療を受講しての感想
私の生徒さんはほとんどが1日中パソコンに向かって仕事をしている人で
頭痛、肩こり、肥満に悩まされています。
江戸時代でも、同じように一日中座りっぱなしで働いている、陶芸家や工芸品を作っている職人さんなどでも、手や足を動かして仕事をしている人は、結構元気で長生きされている方が多くいることに気付きました。
手や足や歯など体の末端部分を使う仕事の人は、末端の身体部分を動かすことで
一日座って行う仕事でも内臓に刺激が届いて元気になるのではないか、と漠然と考えていました。
つまり、人間の体とはうまくできているもので、内臓を直接筋トレすることはできないけれど、
「末端の身体部分に刺激を入れると、ちゃんと体の奥にある内臓が元気になる」
という仕組みになっているのではないか、と漠然と考えていました。
今回、経絡治療としての自力整体の講義を受けて、
今まで漠然と認識していた、点と点の知識がつながってとても面白かったです。
”手首の自力整体をやると目の疲れが取れる” とか点と点の知識が
心包経・三焦経という経絡を勉強すると、体の部分部分がつながっていることがわかりました。
目が疲れたからと言って目ばかりを押すのでなく、手首の自力整体をすることで結果目の疲れも取れるという仕組みが理解できました。
手首の運動(手のひらを床につける)なども、前肩でひじが曲がってしまうときは、手首だけの運動にとどまってしまいますが、だんだん体がほぐれてきちんとできるようになると
手首からひじ、脇の下、胸、おなかに向けてまっすぐ体が伸びるようになり、
スーと血が経絡全体に気が巡る感覚が体感できるようになりました。
自力整体がただのストレッチでなく、経絡治療であるということの意味が理解できました。
ありがとうございました。
矢上 裕です。
このような理解にたどり着いてくれると、うれしいですね。
経絡は川の流れです。 12本の川が人体にあり、そのうちの6本が足の経絡、6本が手の経絡です。
手の経絡の流れを調整するスイッチが手首にあり、足の経絡は足首周囲にあります。
経絡の主要ツボを指圧したのちに、その経絡を伸ばしていく刺激ですので、せき止められていた流れが自力整体によって解放されて、気が巡りだしたという感覚が大事なのです。
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