先生こんばんは。

いつもありがとうございます。

生徒さんからのうれしい報告と同じ生徒さんからの質問です。

70代半ばの女性で4年前にがんの手術で肺三分の一を切除し、

今年に再発したので、反対の肺をまた三分の一切除したそうです。

自力整体歴は三年半、教室は夫婦でほぼ休まず毎週出席。

入院の間だけ休んですぐ復活しました。

呼吸方は家でも毎日されているとのこと。

先日病院の検査で、医師から「両方の肺を三分の一ずつ切除した患者と思えない」

くらいの肺活量で、同年代の健常者より活発に動いているとほめられたそうです。

先日、東北の登山のツアーに参加し、無事に登頂して帰って来られました。

「自力整体に出会わなければ、こんなに楽しく元気に毎日過ごせなかったはずだ」

と嬉しそうに話してくれました。

60秒息を止めるのも余裕だそうです。

最近の悩みは下肢静脈瘤が気になっているそうで、

自力で治す方法があれば教えていただきたいとのことなのですが、

よい方法がありますでしょうか。よろしくお願い致します。

矢上　裕です。

すごい人ですね。　というか、そんな人が肺の切除手術をする必要があったのかどうか

少し疑問があります。　

それだけ生命力が強ければ、ガンも自然治癒していたのかも知れません。

質問の静脈瘤ですが、　これは難しい。　自力整体で癒えたという人は確かにいますが、問題は静脈にある、血液を逆流させないための弁が故障しているために、血が心臓へ戻らないで溜まるのが静脈瘤なのです。　だからほとんどが弁の手術が必要になってくるわけです。

もし、自力整体で有効な技としては、足指を使って歩く運動です。

ふくらはぎの筋肉を使うことで、静脈の心臓へ向かうポンプの役割をさせるのです。

つまり、ふくらはぎの筋力で、静脈の流れを強くすることで溜まった瘤の血を押し流す方法です。

是非一度試してみてください。

by 矢上 裕