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DATE : 2022.12.20
痛みに関して東洋医学と西洋医学の考えの違い
裕先生 こんばんは。
○○です。
本日は、身近な知人のお話をご報告させてください。
私が若い時にお世話になった知人が、あっという間に81歳になられておりました(女性です)
3~4年くらい前だったでしょうか、乳がんに罹患され、乳房を全摘されたのだと伺い、
その時には電話でお話をして、本と整食について伝える手紙を送ることくらいしかできませんでした。
現在は、糖尿病で薬も飲まれており、歩行も困難になっていると聞き、気になってしまって。
先月、埼玉県まで友人お二人と家まで押しかけていって、数十年ぶりの旧交を深めてきました。
10月まで調理の仕事を辞めることなく、外で働かれていたとのことでした。
70代くらいで膝痛、水を抜くことを何回も繰り返し(水毒ですね)
静脈瘤が原因では?とカテーテル手術をするも、その後は股関節に痛みが出るようになったとのこと。
彼女は権威なお医者様にお世話になることが一番だとお医者様を信頼されておりました。
その真意を尊重するのがいいと感じていましたし、東洋医学や自然治癒力についての知識を
どのようにお伝えするのがいいのか?迷っていました。
お会いした時には
・階段の上り下りができずエレベーターに頼る生活
・車の乗り降りも、股関節に痛みが生じて苦痛で介助が必要
・仰向けに寝たら、一人で起きるのが困難
という状態でした。
確かに、膝を棒にした状態でロボットのように歩いておられました。
もう、見るに見かねて、輪っかタオルを持ち出し「だまされたと思ってやってみて!」と
腰膝クロス整体を私がやってみせました。
お腹が張り出している感じの体型で、足はすらりとしています。
とにかく横になったら、膝を左右に倒しながら脇腹にタオルを食い込ませるようにして
力抜いて、ただ膝をゆらゆらするだけでいいのよーって。
起き上がるのも一苦労な状態で、知人と手助けして「嫌になっちゃうわよねー」って
笑い合うくらい、陽気で明るかった。いつまでも元気でいて欲しいって願いました。
数日前、彼女から連絡があって乳がんの検診は問題がなかった報告に加えて、
身体の驚くべき変化に、驚きの声で喜びの報告を聴くことができました。
・車の乗り降りが、息子の手を借りなければ出来なかったのに・・・一人で出来た!!
・椅子に座ったら前にかがめなかったのに・・・床に落ちたものを不思議と拾えていた!!
(見ていた家族もビックリ)
・タオル整体の後は、腰がスーッと軽くなる。足先にタオルを引っ掛けてよっこらしょって一人で起きられる!!
彼女が実施したのは、腰膝クロス整体を、朝・昼・晩の3回、膝倒しをしたことだけ。
まだ1か月も経っていません。
腰椎捻じりの神経解放と骨盤の大きな歪みが小さな歪みになっただけで、
動きが楽になったということなんだなと思いました。
さらに、もっといろいろやったら、もっとよくなるはずですけどね。
もう、病院では股関節の手術以外、どうすることもできないと言われ、手術はしたくないと諦めていたところで、こんな簡単なことで動けるようになるだなんて・・・と、息子の嫁の腰痛に勧めたいから、またタオルを作って送って欲しいって頼まれました(笑)
「サラシは丈夫でいいねー、お腹に撒いとけば、ナイフで刺されても大丈夫だ!( ̄∇ ̄;)ハッハッハ」
気の強い、芯のある尊敬するおっかさん、次は膝の伸筋強化、膝縛りのレクチャーをして差し上げようと思います。
自力整体は「良くなって欲しい」という愛を送る整体ですね・・・私も感動しております。
矢上 裕です。 それは、よかったです。
「典型的なお医者さん任せ」の人生から、「自分が自分の医者になる」という人生へ変わっていったら輪っかタオルも本望だと思います。
痛みに関して東洋医学と西洋医学の考えの違いを書いておきますね。
手術しかないと考えておられる この方に機会があれば伝えてください。
西洋医学は「目に見える故障部位があるから痛むのだ。
故障部位を改善しないと痛みは治らない」と考え、手術を手段としています。
東洋医学は「椎間板ヘルニアや変形性膝関節症と診断されていても、
それが痛みとは関係ない」 と考える。
痛みとは経絡の気の流れが滞るから起こる現象で、「気の流れが正常になれば
椎間板ヘルニアであっても痛みなく過ごせる」として、診断名を気にしません。
鍼灸で椎間板ヘルニアを元の状態に戻すことはできません。
でも、痛みが楽になるから、人は治療院に通うのです。
変形性膝関節症であっても痛みなく過ごせている方は何人もいます。
診断名にこだわらず、「死ぬまで痛みなく暮らせれば問題はない」と考えるのです。
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