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DATE : 2023.01.06
経絡呼吸法でイメージする流れについて
あけましておめでとうございます。
大阪の○○です。
20代30代と頭痛持ちで鎮痛剤を手放せなかった私が40前に自力整体と出会い、それ以降鎮痛剤が要らなくなりました。お陰でいたって健康体で60歳を越え、60回以上の献血をしてきたため表彰までしてもらえる有難い身体を頂けたことを感謝してきます。
さて、2つ質問があります。
1つ目は小腸経のツボ刺激です。押すのは陽谷の経穴であってますか?それとも腕骨でしょうか?
2つ目は経絡呼吸です。
呼吸する際にイメージするのは最初の吸って吐く際は陰の経絡、手先から頭への吸うは手の陽の経絡、百会から背面の陽の経絡をイメージしながら吐けばいいですか?
新年より毎朝起きたらベランダに出て朝日に向かい経絡呼吸を行っています。寒いですが毎朝とても気持ちのいい1日の始まりです。ありがとうございます。
矢上 裕です。 お答えします。
1つ目のツボ刺激の件ですが、私はツボの名称をあえて使わず、心、小腸経という経絡名で示すようにしています。 というのは通常ツボを示している本などでは、陽谷や腕骨という場所を点で表しています。
すると、読者は少しでもズレるとツボから外れているという印象を持ちます。
ツボを正しく定義するとこうなります。
「ツボとは経絡上に存在する、気の出入り口である穴である。 日々位置を変えており、移動することもある。 正確には経絡上で、押して痛む場所であり、押したときに何らかの反応がある場所がツボであり、
そのツボを刺激すると、経絡上の全てのツボが開き、大気中の正気がそこから流入し、気が満ちてくるのである」
要するに私が押させているツボは、経絡に気を導くために行っているわけで、特定に疾患に効くツボとは意味が異なっています。要するにツボ押しをすることで、その経絡上の全てのツボを開かせて、エネルギーを吸い込ませるために行っているのです。 ですからナビも世間のツボ名を使わない方が誤解がなくていいと思います。
次の質問です。 陰の経絡は足から心臓に上がって、心臓から手のひらに降りていくイメージです。
つぎの陽の経絡についてですが、
経絡を考えた大昔の人は、人が太陽に向かって万歳している姿を想定して経絡を作りました。
ですから、手の陽の経絡の先端は、指の爪の際にあり、万歳したときはそこが太陽に一番近いのです。
私たちの身体の天辺は頭ではなく、手の指の爪際なのです。
万歳しながら、この手の爪際から太陽のエネルギーを吸い込み、頭に下げ、頭から身体の前面(胃経)
側面(胆経)、後面(膀胱経)の3つのルートを通って足に降りてきます。
あなたの言うように、後面だけを通るのではありません。
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