JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2023.01.08

二人からの質問に答える

質問一人目です。

質問は、腕振りのことです。

腰痛の方なんですが、丸椅子等 座って腕を振れる椅子に座って、 腕振りをしても良いですか?

立ってするのとは、効果が 違うのでしょうか?

お答えします。

 まず、運動することの良さは、気のめぐりを良くすることです。 

そして座るということは気の流れを停滞させることです。

ですから、座ってやる運動、NHKのみんなの体操もそうですが、椅子に体重を乗せることで足を通っている経絡が押しつぶされた状態でやっていますので、効果はあまり期待できません。

 要するに運動するということは、お風呂の水を混ぜることだと考えてください。

 お風呂の上部だけ混ぜてもしかたないでしょう。

 結論、痛くても立ってやるべきです。 気が通ってくれば痛みも楽になるはずです。

二人目からの質問です。

矢上先生 〇〇です。あけましておめでとうございます。旧年中はお世話になりありがとうございました。

一年分のレジメ、動画もありがとうございます。

去年11月末にコロナになりコロナが治ったと同時に突然弟が亡くなり、心身共に疲れていて交感神経が働き過ぎていて良い睡眠もとれていません。

呼吸を以前のようにお腹パンパンに吸うことが出来ず、吐くことも途中でブロックが入り吐ききれません。1分間息止めは全く出来ず、30秒が限界で「深い呼吸をする事はこんなにも苦しいものなのか」

と痛感しています。体水分も43%、干からびている~っ

まるで老人です。

昨日のオンラインで教室で、久しぶりにしっかり吸うことが出来きた時に、左背中肋骨の辺りがボキッ!と鳴りました。終わって左腰方形筋が痛かったのが治っていました。

今日の体水分も49%と戻ってきました。

そしてふと思いました。

「自分の教室で、深く深く脱力し気持ちいいと思える時が今までどれくらいあっただろうか」と。

今年は自分の教室でも、矢上先生のナビで受けている時と同じくらい脱力し、「気持ちいい」

を毎回味わえるような教室をしていこうと思います。いかに無になれるかが鍵でしょうか。

今年もよろしくお願いします。

矢上 裕です。お答えします。

 答えは「私自身が自力整体が好きで 好きでたまらない」ということですね。

 自力整体が好きということは、「自分自身の身体が、身体の営みがいとおしくてたまらない」ということ。

だから、年末年始の休みなどは苦痛でしかない。 早く教室をやりたい思いで一杯でした。

 おそらく大リーグで活躍されている大谷翔平君も同じ思いだと思います。

 私は若いころから、仕事の理想というのがありました。 

それを一生かけて追い求めるというのが ライフワークになっています。

 それは

「生活の為にやらなければいけないことと、やりたくってたまらない。やらずにはいられないことがイコールであるという仕事をしたい」 という理想です。 

今はそういう境地に達しています。 だから年末年始の長い休みが嫌でしょうがない。

 嬉々として自力整体を楽しんでいる人が教える自力整体と、生活の為に仕方なく義務的に教えている先生とでは、受けている生徒は、どちらが気持ちよくなるでしょうか?

リラックスするでしょうか? 体内水分量が上がるでしょうか? 痛みが消えるでしょうか?

 お判りでしょう。 これが答えになります。

 小さな子供が公園の砂場で、夢中になって砂で何かを作っている時、お母さんが声をかけても気づかない、 そんな状態が私にとっての自力整体指導の時間なのです。

 生徒を楽にさせる前に、自分が自力整体で楽になること。 楽しむこと。

自力整体がある日は、自分自身が一番、朝からワクワクするくらい楽しみにしていること。

 これが最高の自力整体を提供する秘訣だと思います。

 

by 矢上 裕

OTHER POSTS

その他の最新記事