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DATE : 2023.01.11

膝の痛みと坐骨神経痛の同時発生

矢上先生

あけましておめでとうございます。

ひざ痛の○○です。

その後、12月中旬からおかゆ生活と、腹八分目の生活を続けていますが、

そのためか、体重が1.5キロほど、痩せました。

昨年6月末からの自力整体&18時間断食での体重減をあわせますと、半年で7キロ落ちたことになります。

とはいえ、ひざ痛で大した運動もできないので(ウォーキングもできず)

動いていることといったら、基本毎日、時々2日に1回になってしまう自力整体程度しかありません。

おかゆ生活にしてからは、朝、断食に我慢が出来ず、ハンパに「(ちょっとだから、いっか・・・と)何か食べてしまう」と言うことがなくなったので、安定的な食事ができるようになりました。

(断食より、朝がゆの方があっていたようです)

その結果、昼ご飯、夕ご飯はちょうどよくほどほどにきちんと食べることができており

特に減量食でもありません。(夕食も、毎日6時~遅くとも7時までには食事終了)

おかゆと、自力整体の呼吸?の成果か、肌のひどい乾燥&ざらざらもなくなり、ざらざらの時に「かゆくて無意識に掻いてしまって血が出てかさぶたになっていたところ」もほとんど、治ってきて、かゆくありません。(体の内側が荒れたときはいつも、皮膚に湿疹と、それを掻いたことによるかさぶたがたくさんできます)

排便は、日に2回ある時もあれば、1回の時もあれば‥と言う感じでまだ安定してはおりませんが

朝、おかゆを少量食べると出る、と言うような感じで、基本的に毎日しっかり&スムーズにあります。

(調整期に、水のような便が出る、とのことでしたが、昨年18時間断食を始めたころに、2週間ほど

水状態な時期がありましたが、その後は、月に1、2回程度で、あとは普通の状態の便です)

・胃腸がずっと無理をしていたのだなぁ、ということ、

・そして自分の本来の必要な量だけで過ごすと、体重が減っていくこと

(適正体重に戻る、と言うか・・・本来の体重は、この重さではなく、もう少し軽いのだろうなぁ、と)

「50を過ぎて、胃腸も老化し、いい加減、無理がきかなくなってきて、今のような体の状態になっているのだなあ」と言うことを感じました。

最初の方の先生からの返信で、「あなたは体を虐待し続けてきています。体に謝って。」といただきましたが「ほんとにそうだなぁ・・・」と、今回のひざ痛再発で、しみじみと感じました!

そんな感じで、まだまだ、ひざは痛くてまともに歩けませんが、良い感じに自力整体生活が出来ているように思います。

以上、長くなりましたが、半年の報告でした。

ひとつだけ、「現代の情報に踊らされすぎです」と、また怒られそうではありますが、

年齢的にも少し不安があるので、質問(確認)させてください。

この7キロの体重減は、特に筋トレとか運動をしていなかったこともあり

53歳で更年期でもあるので、滞留便というより、筋肉が落ちてしまったのではないか??

と少し心配にもなっております。

筋肉が7キロも落ちるわけないか・・・とは思うものの、その辺の智識がないので・・・

半年程度で筋肉が7キロも落ちる、ということはあるのでしょうか?

東洋医学とは違う質問でしたらすみません。

先日以下の質問を送らせていただき、写真を添えますので、お答えくださるようお願いいたします。

 私の持病は左ひざの慢性的な痛みと腫れですが、それ以外に最近以下のような症状が出てきました。

〇 骨盤の開きのバランスが、最初のころ(半年前)よりも差が小さくなってきたのですが、

それにつれて?開きが悪かった方(右)の仙腸関節あたりが、時々「しびれ?」のようなものを感じるようになりました・・・
  長時間座って居たりすると、右おしり上部あたりにしびれを感じるのですが、これは、このまま自力で整えて様子を見る感じで大丈夫でしょうか?

それとも、整形外科行った方がよいと思われますか?

(先生の長年の経験と、生徒さんやナビゲーターさんの話とかで、なにか、似たような状態の報告など、過去にありましたら、教えていただけると嬉しいです)

身長は161で、体重は今現在68になりました。(昨年、膝痛で自力整体を始めた頃は74.5キロでした ← 先月からの朝粥生活で、2キロ減りましたが、筋肉が落ちているのではないかと、更年期真っ只中ゆえ、若干不安になっております・・)どうぞよろしくお願いいたします

矢上 裕です。 写真を見ての所見を述べます。
左足が足裏内側、右足が外側に体重がかかっています。 要するに左足がX脚、右がO脚です。
ということは立って歩くときに左ひざの内側に重みがかかり、ひざが痛くなりますし、
膝のこすり回しでも、やりすぎると左のX脚がひどくなって痛むのです。
右側と言えば、仙腸関節が開いているために、座っていると坐骨神経痛を圧迫して今の症状が出ています。



もう一つの質問、体重を落とすと筋肉が減るのではないか? に関して
 写真を見る限りガリガリでもないし、身長から見ると60キロ前後が適正体重だと思います。
 体重が多いのは、あなたが筋肉質であり、身体に水を貯めこみやすい水毒体質だからです。
 寝たきりならば筋肉は落ちますが、あなたの体重を支えているだけの筋肉はあるので大丈夫です。
 
 体重というのは、脂肪の量で決まるものではなく、筋肉細胞の中の水の重さが体重になるのです。
 だから、サウナで5キロくらいの減量が可能なのです。
 あなたは筋肉質なので、筋肉細胞も大きいので体重があるのです。
 ただ、あまりむくみ水が多すぎると、筋肉本来の支える力も半減しますので、ひざが痛くなるわけです。
更年期になりますと、これまで筋肉細胞に水が溜まり、エネルギーの元となったのが、今度は筋肉細胞外に溜まりますが、これを水毒というのです。
 この水毒をおしっこから出すには、小豆をゆでてゆで汁と一緒に小豆を食べると、めちゃくちゃおしっこがでますので、膝の痛み、腫れ痛みの時はやってみてください。
 
とにかくこれからあなたのやるべきことは、左足のX脚がひどくなると痛むこと。
右足のO脚がひどくなると、お尻がしびれる事を自覚することです。
そして、体重が足裏に人差し指ラインに均等に乗るようにすること。 それがカギです。
  基本的には双方の足裏の人差し指とかかとラインへ体重が乗るときは膝の痛みもおしりのしびれも出ません。 やはり、下の写真で左右差がなくなるようにすることが治療となります。

by 矢上 裕

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