矢上先生へ

いつもお世話になりありがとうございます。

経絡治療の効果について、報告させていただきます。

身体を思う様に動かせない人に経絡治療が凄い効果が出ている事です。

以下のお話しさせていただく方は、以前にも話をさせて頂きましたが、２０代の頃にスキーの事故で脳を損傷して右半身不随になり、その後パーキンソン病を発症し4年前に杖をついて自力整体に来られるようになった生徒さんです。

治療院の費用が4万～5万かかっていたそうで、30年近くは治療に通っておられたようです。

そんな中での自力整体との出会い。

本人も「何か自分で出来ることはないものか」　と思われていたようですが、

治療院では「治療に通う事が最善の方法だ」といわれるだけだったようです。

日々、自分の痛みに向き合い、自力整体で硬まった体をほぐし、本当に涙が出るような苦痛の中、

「車いすは使わないで生きたい」　と、仕事に行き、とても前向きに生きておられます。

2年ほどで治療院を手放し、今では杖なく、車いすなく、治療費も0円になりました。

その方は、経絡治療はすごい効果を発揮しています。

先日の大腸経の気のめぐりを流した後、上がらなかった右手がまっすぐに上がったのです。

本人も、ビックリして授業中でしたが、「わぁ！手があがった！」と思わず声をあげられました。

右手が耳について、まっすぐに上がったのです。

本当にうれしそうな笑顔でした。

その後は、そこまで上がりませんが、確かにまっすぐに腕が上がったという事は本人の大きな自信と自分への信頼につながっていると思います。

そして、その次の週の授業。

私は、あまり写真を写しませんが、授業の前後の写真を写させて頂きました。

とても綺麗に立っておられたので、本人の許可を頂き写真をおくります。

本人は、「写真を見なくても、身体の力が抜けて、軽くて、しっかりと立てているのがわかります」という事です。自分がよくわかる様になっています。

上の自力整体前のビフォー写真では、手の指もバランスをとるためか、握りしめて力が入っていますが、

下の授業の後のアフター写真では、指先までふんわりと力が抜けているようです。

パーキンソン病は、徐々に進行していく可能性が高いと思いますが、それを出来るだけ穏やかに、緩やかにしていく事はできると思っています。

　写真の掲載は、本人に確認しましたところ了解をいただきました。

「様々な病気で、身体が思う様に動かない人にも諦めずに、出来る事がある事を広めたい」

という思いを持っておられる人です。

どうぞ！と返事をいただきました。

矢上　裕です。

　これは写真を撮ったあなたも、気づいているかどうかわかりませんが

すごく身長が伸びていますよ。

　時計の位置を見てください。

上のビフォー写真では、頭の先が時計に届いていませんよね。

でも、下のアフター写真では、時計の真ん中あたりまで頭頂が届いています。

ということは、約２０センチ近く身長が伸びていることになります。（写真を撮った場所がナイス）

　左のお尻を突き出しすぎも治っており、完全な脱力体になっておられます。

　このままの、成果を維持できるように、祈っています。

by 矢上 裕