JOURNAL
お知らせ・日記・動画など
DATE : 2023.03.11
腹式呼吸について
○○です。いつもありがとうございます
生徒さんに「お腹の腹式呼吸はお腹のどこを使っているのでしょうか?」と聞かれました
丹田?腹筋?体幹?呼吸筋?
そしてお腹の息はどこから入ってきているのでしょうか?
肺?
でも胸郭は動かさずに、横隔膜を動かしてお腹を膨らませるのが腹式呼吸?
私も調べてみましたが分かりやすい説明がなく、よくわかりません
腹式呼吸について分かりやすい説明を教えていただければありがたいです
よろしくお願い申し上げます
矢上 裕です。 了解です。
腹式呼吸は胸郭の呼吸筋群は使用しません。 だから胸が拡がることはありません。
その変わり、胸とおなかの境目にある横隔膜が上下に動いて呼吸します。
といっても、息が入るのは肺なので肺呼吸に違いはないわけです。
しかし、多くの人は横隔膜が硬くなっており、上下に動かすことが難しいけれど訓練するとできるようになります。
30秒呼吸法と1分間の息止めがセットになっていますよね。それは腹式呼吸でないと1分間の息止めができないから、ちゃんと腹式呼吸ができているのかどうか確認するためです。
腹式呼吸を行う理由を説明します。
一つ目は 頭に上っている気を下腹部丹田に下げるためです。
西洋医学的にいうと、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にするためです。
二つ目は 体幹を鍛えるためです。
横隔膜は体幹筋肉の一部であり、呼吸でそれを上下に動かすことはどっしりとした体幹ができます。
座って腹式呼吸は難しいけれど、仰向けになってやると簡単にできます。
説明するときは寝た状態から始めると良いでしょう。
「不調の9割は呼吸と姿勢で良くなる・・・奥仲哲弥著・・・あさ出版」という本に わかりやすいイラストがありましたので、紹介します。 体幹の強化と、横隔膜の上下運動がわかりやすいです。
OTHER POSTS
その他の最新記事