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DATE : 2023.03.28
井穴刺激と自力整体、正しい押し方
常々、「自力整体は自律神経に栄養を与える刺激でないと、ただの体操で終わってしまう」とナビには伝えている。 そして直接自律神経を刺激するのが井穴刺激である。
あ、これは自律神経に刺激を与えている、つまり緊張神経の交感神経から、リラックス神経の副交感神経にシフトチェンジしたかどうかを気にしなければならない。
頭ではなく、身体が「心地よさ、快」を感じなければ、副交感神経が働きださないので注意する。
副交感神経が働きだすと以下のような反応が起きる。
- 実技中、あくび、涙、よだれ、鼻汁、胃液、腸液などの分泌物が出る。
- 朝までぐっすり眠れ、夜間に起きて排尿することがなくなる。
- 目覚めた時に身体が熱くなっており、しばらくすると排便を催してくる。
- 朝に空腹を感じず、逆に食べてしまうと眠たくなったり、しんどくなったりする。
睡眠中に身体の修理が副交感神経によって行われるので、例えば夜7時からのオンライン教室を受講する場合、実技が終わる8時半が終了ではなく、そのまま爆睡し、眠っている間に身体の修理が行われ、朝の排便までが自力整体時間だと思ってほしい。
そしてそのような反応がない場合は、正しい実技が行われなかったといっても良い。
この副交感神経反応を起こさせるのが「井穴刺激」なので、下の写真のように、正確にやってほしい。
井穴は反対側の親指と人差し指の指先で押すのでは力が入らない。(写真上)
人差し指の第1関節横と親指の腹で挟むと、楽に押すことができる。(写真下)
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