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DATE : 2023.04.12

ひざ縛りの質問に答える

膝しばりの件で質問です。

タオルは上に引っ張ったりしなくて良いのでしょうか???

 (引っ張ったりしなくて良いのであれば)タオル=「両膝をみっちり、びっちりとくっつけるため(だけ)のもの」ということで(その理解で)大丈夫でしょうか???

なぜ、この質問をしているかというと、自分的には、「膝にタオルがあっても、なくても、膝がまっすぐに伸びて、腿とお尻に力が入る」ように思えたので・・・(ちなみに、「膝痛のある方の左膝」は、タオルを巻いてもなにをしても、今のところは、右脚ほどは「伸び切る=力を入れる」ことができません。・・が、腿には少し、お尻は右脚同様にバッチリと力が入れられます)
 
こんな感じで、自分の感じている体の状態が、あってるのかどうなのか、ちょっと迷いがありつつやっております・・・(一度実技に参加したいです!秋には、東京まで移動できるくらいには膝が復活して、参加したいです!)
 
また、シコ立ちで、上半身を前に倒して、内腿に力を入れると、右足の薬指先あたりから攣ってくる時がよくあります・・・(膝痛は左ですが、腰痛と股関節の違和感があったのは、いつも、右でした)
なかなか理解力がなく、すみません
文章での解説は限界があるかもしれませんが、可能な部分で構いませんので教えていただけましたら助かります!!
 
矢上 裕です。 お答えします。
ひざ縛りで、タオルを上に引くかどうかに関して・・・
答えは「引っ張る」が正解です。
ひざ縛りを考案した狙いは4つあります。
1,  膝の痛みの原因となる、膝を伸ばすための大腿四頭筋の弱化を防ぎたい。
2, お尻の筋肉を内側に引き締め、仙腸関節の開閉をスムーズにしたい。
3, 手で、引きあがることにより、腕の上腕二頭筋を強化したい。
4, 手で引き上げることにより、背中から腰に掛けての脊柱起立筋を強化したい。
です。
膝を縛るので、膝の痛み治しだけを狙っているのではありません。 姿勢よく立つための抗重力筋を鍛えているのです。 結局膝の痛みも全身の抗重力筋の弱化からくるので、膝だけを治療しても駄目なのです。
では、二つ目の四股立ちをすると内ももがひきつることに関して・・・
 
四股立ちは股関節を開く動作です。 股関節が開きにくい側の内股の筋肉はゆるんでいます。
そのゆるんだ筋肉に刺激を入れますので、慣れるまではひきつります。
その内、四股立ちに慣れていくでしょう。
要するにあなたの身体は下の写真のように、痛むひざの側の骨盤が下がり、腰痛が出やすい側の骨盤が上がっているのです。 このアンバランスが解消された瞬間に膝の痛みも楽になるはずです。

by 矢上 裕

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