JOURNAL
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DATE : 2023.04.23
ウオーキングで足腰の痛みになるわけ
お教室の生徒さんのご報告です。
1年間継続をされてきた70代の女性の生徒さん、膝の痛みに悩まれて入会されました。
リュックを背負い隣の駅から歩いてこられていましたが、リュックが左に寄るくらいに体の歪みがあり、右骨盤が上がるように傾き、膝と肩の痛みが出るのは当然のことだと觀察していました。
あまりバランスが整っていないならば無理しない方が良いかと。
とアドバイス後は、体の調子をみて電車を使うようになられました。
動画やDVDを使って自主自力も積極的に取り組まれていましたが、トイレに向かう際の畳を歩く足音が、摺り足なのか、重たいギシギシ感を感じたこともありました。
まだ整食はされていなかったと思います。
まだ骨盤の高さは揃っていませんが、実技中の「いてててて」の声がいつの間にか聞こえなくなり、
代わりに気持ち良さそうにゆるむ「はあ〜」「ふぅ〜」という大きなため息が教室に広がるようになりました。
周囲にも一気に「ゆるみ」がおきるんですね。
同調と共鳴、私のナビより良い波動を醸しておられます。
今日のお教室では「真理恵さんの本の20分実技を、毎日やるようになったらば、階段を昇る時の足が軽くなってきたー」と驚かれていました。
「まだ割り座は出来ないんですけど」 と話されていましたが、私も割座が気持ちよくできるまでに数年要した気がします。
長年の硬さを意識する機会が日常になければ、そして日々の体のバランスを観察する機会を持たなければ、何事もなかったかのように時間は経過していきます。
自分の身体に責任をもつことは、覚悟がないと出来ませんし、続きません。
身体がよくなるというイメージをしっかり持たれており、これからも楽しみだと感じております。
矢上 裕です。こんなアドバイスをされてみてはどうでしょう。
リュックが左へズレるというのは、左足に重心をかけて歩いています。
つまり、左足が裸足で、右足に下駄をはいた状態で歩いているのと同じです。
それは歩くほど、身体のゆがみを作っており、その結果教室での自力が痛いわけ。
ウォーキングを止めなさいということではなく、 ウォーキングやジョギングの際に注意してほしいことがあります。
それは足の長さのアンバランスをそろえてから歩くことです。やり方を説明します。
開脚をして 左右それぞれの足先を手で触れてください。
手で触れて、太ももの裏の筋肉が突っ張る方が長い脚です。
そちらへタオルをひっかけて、下の写真のように揺すってください。
アンバランスの状態で、ウォーキングやジョギングをするとどうなるか
長い方の坐骨神経痛や膝が痛くなり、短い側の股関節や腰が痛くなるのです。
せっかく健康の為に始めた運動で、足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み)が
出て、整形外科や接骨院に通われている方が多いのはそのためです。
ですから、左右の足の長さのアンバランスを整えて均等にしてから、運動を始め、終わったら再度足の長さを均等にしておくという作業が必要なのです。
アンバランスの状態で、ウォーキングやジョギングをするとどうなるか
長い方の坐骨神経痛や膝が痛くなり、短い側の股関節や腰が痛くなるのです。
せっかく健康の為に始めた運動で、足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み)が
出て、整形外科や接骨院に通われている方が多いのはそのためです。
このアンバランスの状態で歩き続けると以下のイラストのような身体になります。
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