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DATE : 2023.04.29
質問に答える
騎馬立ちの足の幅なのですが、腰幅より少し広げるぐらいで大丈夫でしょうか?
腰幅の倍くらい足の幅を広げると、左の膝が痛くなりました
足の幅をあまり広げ過ぎると膝が痛くなります
膝が内側に入り過ぎているのでしょうか?
膝を外側に向けた方が良いのでしょうか?
この動きは腰を丸めることがメインで大丈夫でしょうか?
足の幅を広げ過ぎて、膝が内側に入ると膝が痛くなりましたのでこの動きのポイントを教えていただければありがたいです。
そして腰を反る、四股立ちはやりやすいのですが
この時顔はあごを前に突き出すような感じでしょうか?
肘は太ももに置くような感じでしょうか?
この動きは腰幅の2倍くらい開いた方がやりやすいですが、この動きもポイントを教えていただければ
ありがたいです
よろしくお願い申し上げます
矢上 裕です。お答えします。
下の写真が騎馬立ちですが、確かに女性の場合X脚ぎみの人は足を大きく開くと膝が痛くなります。
それで、今はこの実技は止めてひざ縛りに変えています。
この騎馬立ちを入れたのは、その前の四股立ちで股関節を拡げているので、その反対の刺激も入れようと思ったからで、膝が痛くならない人はやったほうが良いです。
次の質問ですが、四股立ちの際の顎の位置です。
これは正面を向くくらいに顎を上げた方がいいです。
というのは、頭を下に下げると立ち上がるときにふらつく人がいるからです。前屈から四股立ちに戻ってから膝を伸ばしてください。 そしてこの時の肘の位置は、腿に載せていません。下の写真のようにタオルを押し下げて、腰に反りを入れてください。
そして四股立ち骨盤起こしが終わったら、下の写真のようにおなかを膨らませることで腹圧をかけてください。すると前後や横からの衝撃が加わったとしても、ふらつくことのない足腰ができます。
昔の軍隊で上官が部下を殴るときに、「歯を食いしばって、腹に力を入れろ」と指示していたのは、腹筋を膨らませて腹圧をかけることで、殴った時に倒れないようにするためです。
現代人は、おなかに力を入れるというと、腹筋に力を入れて収縮させることだと勘違いしていますが、腹筋に力を入れると安定を失って、すぐにふらついてしまいます。
「おなかに力を入れる」ということは腹筋を脱力し、おなかのボールを膨らませて拡げてやることなのです。
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