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DATE : 2023.05.06

筋肉量を増やすには整体になること

じりき通信、今回も大変勉強になりました。

インナースキャンについても、一応チェックしてはいるものの、「それぞれ、どう言う値だと、どうなのだろう・・・?!?」と思っていたので(さすがに体脂肪とかそう言うのはわかりますが、水分量とか、「多い方が良さそうではあるが、多いとどうで、少ないとどうなのか?」がわからなかったので)

タイムリーに知ることができて、よかったです。

ちなみに、わたしは毎朝お粥の生活をいまも続けていますが、水分量がなかなか増えず、ずーっと50パーセントを切っています。

水分量を増やすにはどうすればよいのでしょうか?(← 質問、ひとつ、よろしくお願いいたします)

筋肉を増やす必要がやはり、ありますか?

(たしか、以前、レッスン内で、「筋肉がちょうどよく潤っている=保水されていると、膝に変に水が溜まったりすることがなくなる」というようなことをおっしゃっていたような??)

カルテ提出の際に4月2日の記録で

筋肉量 39.8

基礎代謝 1274

体内水分率 46.1だったのが、最新の記録で

筋肉量 40.35

基礎代謝 1293

体内水分率 46.6

となっており、ほんの少しではありますが、筋肉量が増えてはいましたが、水分量はそこまで変化はありませんでした。

今月は、3月に、「3回目の膝痛ぶり返し」になってしまったため(昨年5月に膝痛発症して自力整体に取り組み始め、調子が8、9割ほど回復してくると、ぶり返してしまう、というのを繰り返しておりまして・・・

そういう状態を、9月、11月末、そして今年の3月、と繰り返していて、今回は3回目なので)

 なかなか治ってくれないのが悔しくて意地になり、ほぼ毎日、自力整体をやっていましたが、たったの1ヶ月では、なかなか水分量の変化は出ないですかね・・

(3ヶ月くらい様子を見た方が良いかもしれないですね)

膝痛になって、一年になるので、あらためて、整形外科の再診も考えてはいるのですが、なかなか病院選びも難しくて(すぐ「痛み止め注射対応」しようとするお医者さんばかりだったので・・・)

まだ、躊躇しています。

筋肉量増やす部分についての質問のみ、レッスン内がどちらかで回答いただけますと、ありがたいです。(本日のレッスンは参加予定です)

矢上 裕からのアドバイス

 体水分率が低いですね。 46%は相当細胞内の水分が、細胞外のむくみへ流れているということです。

というのはタニタの体水分率は細胞内の水分率なのです。

ということは、全体的に脱水しているのではなく、細胞内の水分が細胞外へ流出している、その流出している余剰水分、むくみがあなたの膝のむくみとなっているのです。

 基本的に体水分率というのは、細胞外水分と、細胞内水分の割合を示すので、体水分率となっている。

 確かに筋肉が大きいと筋肉細胞内に水が補給されているということなので、筋肉を増やすことは大事なのですが、あなたの場合細胞外水分が多すぎるのです。これが膝の痛みの原因で、これは整形外科に行っても指摘してくれません。

 できれば、あなたの細胞内水分が55%、むくみなど細胞外水分が45%くらいをめざしましょう。

 朝粥を食べたからといって、緊急時以外はすぐに水分が増えるわけではなく、あなたの朝粥は細胞内ではなく、細胞外へ流れ込んでいるようです。

 それは何故か・・・骨盤のゆがみによる慢性的な筋肉の緊張です。

 身体中が凝っていると、朝粥を食べても凝っている筋肉細胞へ水分は届きません。 すべてがむくみへ流れていきます。 ゆがみが正されて左右対称になったときに筋肉細胞が水を引き込んで筋肉量が増えるのです。 

 例えばボディビル選手などは、左右の筋肉が対象になるように筋肉に負荷をかけますが、これも整体をしているようなものです。 そしてその後の筋肉はリラックスしますので、筋肉細胞に水が流れ込んで筋肉量が増えます。

とにかく、筋肉量を増やすのは左右対称のゆがみのない、リラックスした筋肉でないといけません。

普通、40歳を越えると筋肉量は毎年1%づつ減っていきますが、私は70歳の今も20代の筋肉量を維持できているのは、整体でゆがみがないので筋肉がリラックスし、食べたものが筋肉細胞へ届いているからなのです。

 極端に痩せて太れない人も、老廃物が溜まって太り過ぎも、すべて筋肉細胞へ栄養が届かず、むくみや余剰水分の方へ栄養が流れてしまっているからで、それはすべてゆがみによる筋肉の慢性緊張なのです。

 わかりやすく図解すると、私の筋肉は下のイラストのA で あなたのはBになっているはずです。

 体脂肪も細胞外水分とみなしますので、黄色い部分がむくみや脂肪です。

 早く、整体になってAの筋肉をめざしましょう。

by 矢上 裕

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