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DATE : 2023.06.20
長時間の座業から来る腰痛
こんにちは、お世話になっております。
生徒さんでネイリストの人がいます。
仕事の時はお客の膝が当たらないように、股を開いた状態で座っているので腰が痛いそうです。
股を開いた状態で座っているという事は、仙腸関節が閉じた状態で座っているので、大臀筋が硬くなり仙腸関節の動きも悪く腰の痛みに繋がったていると思います。
対策としては、仕事が一区切りついたところで立って歩く、自力整体で仙腸関節の動きをスムーズするようし、身体全体を整えることがいいと思いますが、いかがでしょうか?
アドバイスをよろしくお願いします。
矢上 裕です。 お答えします。
股を開いたから仙腸関節が閉じるということはありませんので、それが原因ではありません。
問題は椅子に座っているときの左右の座骨の高さの違いにあります。
片方の座骨が上がっていると、低い方の座骨にばかり体重がかかり、体重がかかっていない方は腸腰筋が縮んでしまいます。 その腸腰筋が立ち上がるときに痛むのです。
逆に低い側はどうなっているかというと、腰方形筋が伸ばされて痛みます。
解決法は、座業をしているときに低い方の座骨へ敷物を敷いて、左右の座骨に均等に体重がかかるようにしてください。
枕の高さは敷いてみて高さを決めてください。 タオルなどでは体重で凹むこので駄目です。
下の写真のように、凹まないような硬いものが良いです。
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