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DATE : 2025.02.20
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DATE : 2023.06.21
色々な断食合宿をやってみた結果、おかゆが最高
漢方ではおかゆは胃腸薬として薬膳に使われます。
私たちの日常では、風邪で発熱した後平熱に戻った時の回復食としておかゆと梅干をいただきますよね。 おかゆには失ったエネルギーの回復にとても良いのです。
断食の前後もおかゆを食べます。 完全な水だけの断食に入る前に、3日ほどかけて減食期間があり、
固形食を食べる前の3日間も重湯から始まって、お米の量を増やすおかゆで復食していきます。
おかゆは胃にとてもやさしいということもありますが、断食中に失われた筋肉細胞内の水分を補給するのにおかゆが一番良いのです。 米の炭水化物の中の糖分と水分が同時に補給できますので、筋肉細胞はグリコーゲン水としてすぐに補給できるのです。
そうお粥は筋肉細胞が一番欲しがるグリコーゲン水なのです。
断食やダイエットで体重が落ちるのは、筋肉細胞内の水分が失われるからです。
筋肉細胞の水分は水を飲んだからと言って、すぐに補水することはできません。
というのは、筋肉細胞にはグリコーゲンといって脳や身体のエネルギーであるブドウ糖になる前の糖分が水に溶けた状態でストックされています。
その量はインナースキャンで筋肉量や体水分率として測定することができます。私は55%です。
夏の脱水症を防ぐため、水分を補給する為の経口補水液がありますが、まさしくお粥は経口補水液として筋肉細胞に届きます。 要するに最高の経口補水液なのです。
脱水には脱水症だけでなく、かくれ脱水というのがあります。例えば
痛みの多くはかくれ脱水で、細胞が脱水していることを痛みで知らせているのです。
だからおかゆで補水すれば治まります。 その他の水分では駄目です。
特にお年寄りは普通の水分は筋肉細胞が吸収できず、むくみやおしっこになってしまいます。
ですから、私は「どうも水分が足りていないな」と思ったら、朝はしっかりと丼一杯のおかゆをいただきます。
色々な水分で水分補給を試してみたのですが、おしっこが近くならない水分はおかゆだけでした。
ということは、お粥のグリコーゲン水は筋肉細胞に直行していく最も効率の良い補水方法なのです。 あらゆる慢性的な痛みにはお粥によるグリコーゲン水が鎮痛剤となるのです。
お粥による筋肉細胞への補水と、自力整体は最強のコンビです。
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