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DATE : 2023.06.21
西洋諸国の小学生の教科書に 養生が!
○○です。今、読み始めた本の内容の一部抜粋です。
表現は違いますが、矢上先生が「学校教育での自力整体の学習」や「健康保険制度の理想」
など、通信で載せておられていたように思います。
先生と同じ思いの方だったので、嬉しくてお伝えしたく長々と一部抜粋しました。
「今日からはじめる養生学」著者 伊藤和憲
第一章の「身体の物差しを替える」の中の文章です。
「現代の養生大国は西洋諸国!?」 の一部です。
アメリカやヨーロッパ諸国のほうが、養生の考えに重きを置き、日々の生活に取り入れているのです。
「養生」という言葉は使っていませんが、西洋諸国の小学生が使用する教科書には、養生の知恵がたくさん盛り込まれています。わが国で言う「保健」の教科です。
アメリカやヨーロッパの国々で使用されている小学生用の保健の教科書をできる限り入手して、日本で認定されている小学校の保健の教科書と比べてみると、考え方が日本と異なっています。
個々の教科書で差はありますが、トータルで見ると「健康に過ごすためにはどういう生活を送るべきか」という観点で西洋諸国の教科書は説明がなされているのです。
まず人体の仕組みが説明され健康な状態を保つために
なぜ運動が必要なのか、
睡眠をどうとるのが身体にいいか
など病気にならないための「方法」ではなく、「原理」がわかりやすく、ていねいに書かれているものが多いのです。
自分の身体を知り、健康状態を保っていく「セルフケア」が自然と身につくような記述、ともいえるかもしれません。
保健授業における日本と西洋諸国の違いは、おそらく健康保健制度の違いが大きいのでは?」
と書かれていました。
日本の保険制度の陰で薄れた養生への意識・・・・
読み続けると、「自力整体で、健康の物差しの意識改革の手助けをしていかなくちゃ・・!!!
微々たる人数でも伝えたい。 目の前の方々から、自分自身も、観察と学びを怠らず続けていくぞ!!!」 という意欲が湧き上がってきます
矢上です。
とても、良い本ですね。
日本の場合健康保険が徹底していますが、アメリカなどは保険が適用される人は少なく、病院に行くと膨大な医療費を請求されます。
だから、人々はなるべく病院のお世話にならないような努力がなされており、それが小学生の教科書から予防医学、つまり養生の学習があるのだと思います。
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