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DATE : 2023.06.23
自力整体ダイアリー講座 7 部分的に痩せたい人へ
自力整体ダイアリー講座 6 部分的に痩せたい人へ
太ももだけ痩せたいとか、ウエストを引き締めたいという方がいますね。
何故、部分的にぜい肉が付くのか をお話ししましょう。
答えは「贅肉の下にある筋肉が使われず、硬く汚れてしまっているから」 です。
不使用になった筋肉は血流が悪くなり、冷えてしまいます。 すると冬の冷たい大地に雪が降り積もるように脂肪が降り積もるのだと考えてください。
太ももなどのセルライトも雪だと考えて良いです。
そうなると、季節が春になって大地の熱、つまり地熱が高まってきてその上の雪が解けて流れるように、自力整体でその脂肪の下で冷えている筋肉を伸ばしたり、力を入れて刺激することで筋肉が発熱して脂肪が解けていくのです。
お腹の脂肪を摂りたくて腹筋運動をする人がいますが、それも同じ原理です。
ただ知ってほしいことがあります。 それは人体に「無駄な肉は存在しない・ぜい肉なんて言葉は身体にとって失礼である」 ということです。
例えばウエストの(ぜい肉ではなく)必要肉は役割がちゃんとあります。 それは腹筋やその他の体幹の筋肉が使われずに弱くなると、腰骨を支えきれないので腰痛になります。
そこで、脂肪が登場して筋肉の代わりに脂肪の腹巻を作り、腰骨を支えるわけで必要肉なのです。
だから食事制限だけで筋肉を使わないで痩せた場合、腰骨を支える腹巻を失ってぎっくり腰になるというわけです。
また太ももが太い人は弱いひざを防御するために、脂肪ができるのであって、その脂肪だけ除くとひざや股関節の痛みが始まるのです。
人間って、身体が必要があって存在している脂肪をぜい肉と名前を付けて嫌うなんて、本当に勝手な生き物ですね。
もう一つ大事なのはお腹の肉です。
内臓脂肪といいますが、これも嫌われ者ですよね。
皮下脂肪は妊娠用であり、防寒用の脂肪コートであり、内臓脂肪は飢饉用の備蓄米といわれますが、内臓脂肪にはもう一つの役割があります。
それは闘病用のエネルギー備蓄です。
中高年になりますと、お腹周りに内臓脂肪が付きますが、中高年は病気、それも慢性病を患いやすくなります。 熱を出したらその熱源エネルギーが必要になる。
そこで備蓄した内臓脂肪が使われるのですね。
例えば、今回コロナでお年寄りが多くなくなっていますが、闘病の為に内臓脂肪を備蓄しておいた
高齢者は何とか発熱に耐えて生き延びているはずです。
このように脂肪というものは私たちの生命維持のために大いなる貢献をしているのです。
脂肪さん、ありがとう なのですが、 脂肪の付けすぎには注意をしましょう。
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