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DATE : 2023.06.25
自力整体の技には目的がある
18期生の○○です。
今日も研修ありがとうございました。
実技では、一つひとつの動きをじっくり丁寧にすること、繰り返すことで効果があることを実感できました。教室でも実践していきます。
シコ前屈の効果が今ひとつわからずにいます。足の踏ん張り具合や骨盤の感じも、個人的にはシコ立ちのほうが無理なく効果も感じられるのですが、変えても目的は同じと考えていいでしょうか?
矢上 裕です。 お答えします。
四股立ち前屈は、骨盤の後傾を治して開脚座が楽になるためのものであり、立った時の重心が足裏の中央に乗り、転倒しない立ち方になるための技です。
それをただの四股立ちだけであれば、その効果は全くありませんので、変えてはいけません。
腰にタオルを当てて前屈して、お尻を持ち上がることで腰椎に前弯を作り、股関節の可動域を拡げるのです。
その結果、尻もちの予防になるし、もし転んでも股関節の骨折が防げるのです。
四股立ちで前屈すると、腰を反らせていなければ前に倒れてしまいます。倒れないようにするためには足裏全体で床をつかみ、お尻を後ろへ引くことでバランスをとらなければいけません。
そのバランスの練習が必要なのです。
下の写真のような転倒しやすい、尻もちをつきやすい骨格体型をこの四股立ち前屈で矯正しようとしているのだと思いながら実践してください。
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