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DATE : 2023.06.29
自力整体ダイアリー講座 16 私がやっている筋トレ
結論から言って筋トレ、ウォーキングの類は全くやっていません。
自転車、エレベーター、エスカレーターを利用し、重たいものは持たず、身体を疲れさせないようにしています。
その理由は、自力整体の考案者として、「自力整体だけで身体を作り上げている」ことを実践し、自力整体だけで、これだけの身体を作り上げることができるということを証明したいからです。もし、私がバーベルを使った筋トレをしていたら、自力整体かバーベルのどちらの効果かわからないので、一切の筋トレは行っていないのです。
自力整体の持論として、「身体は 整っていれば鍛えなくても強い。逆に歪んでいたら鍛えるほどその歪みは増大していく。歪んだままウオーキングをすればするほど身体は壊れ、痛みが出てくる」と考えているからです。
私の自宅はマンションの9回ですが、全く足腰を鍛えていないのにもかかわらず、9回まで上がってもドキドキもしなければ、息が上がることもありません。整っているからです。
だから、高齢者が足腰を鍛えようとウォーキングをして、ひざや腰が痛くなり接骨院へ駆け込んでいる姿を見ると、ウオーキングのゴールが接骨院に見えて気の毒になります。
この考えに至ったのには、私の苦い失敗があります。
「ウォーキングと自力整体を合わせた健康法が最強である」と私は2000年まで信じており、
教室から教室まで歩いて移動していました。距離にして10キロは歩いていました。
すると、ある程度歩くと右側の腸腰筋が縮んできて、股関節に違和感が出るのです。
それでも、自力整体教室で自力をやるので、治まっていました。
ところが、2000年の秋に鹿児島の合宿中に右の仙腸関節がズレてぎっくり腰になって動けなくなってしまったのです。右の腸腰筋が激しく縮み、そこへ少しでも刺激が加わると激痛ですから、立っているときも、両手を膝に当てた状態でないと痛くて、腰を伸ばせない。
最初は寝たきりで、少しでも動くと尋常でない痛みが走るのでした。
そして自宅で療養している間、原因は仙腸関節がズレているのに毎日10キロを歩いて歪みを増強させていたことだと気づいたのです。
そして朝ご飯を食べていたことと、夜遅くまで飲食をしていたことも原因でした。
夜遅い食事と朝ご飯の為に、S状結腸に滞留便が溜まりに溜まっていたのです。
S状結腸に溜まると、S状結腸は左にあるので左半身が重くなり重心が左にかかります。
そんな状態で歩いていたものですから、左足が長く、右足が短い状態で歩いていた。
例えるならば左足に下駄をはいて、右は裸足で歩いているようなものです。
そんな歪んだ状態での10キロの歩行に、仙腸関節が耐えきれず、外れてしまったのです。
それに気づいた私は
「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 を実施しました。
この食べ方により、「朝食ぬきと遅い夕食」が改まり、胃腸疲労が段々と回復しました。
ある日おなかが痛くなってトイレへ駆け込んだところ、S状結腸に溜まっていた滞留便が1リットルは下痢となって排泄されました。
驚いたことに、ひざに手をついてトイレに入った私でしたが、トイレの帰りには腰を伸ばしても痛くない。全く、ぎっくり腰の前の私に戻っていたのです。
S状結腸に溜めていた1キロ前後の滞留便が抜けたため、左足にかかっていた体重が右足にもかかるようになり、ズレていた仙腸関節がガシッとはまったのです。下の写真の黄色い部分がS状結腸
飲食でS状結腸に滞留便を溜めた歪んだ足腰のまま、10キロ歩いた結果が仙腸関節が外れて動けなくなった原因だったことを、身をもって体験したことは有難かったです。
そのぎっくり腰の2000年以来、ウォーキングはやめました。小走りさえしていません。
あの激痛を再度体験するのは嫌なので、今でも「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 と 「鍛えることではなく整える事が大事」と 「自力整体だけで身体を作り上げることに決める」 この3つを守り続けています。
ぎっくり腰を繰り返している人はその原因が「S状結腸の滞留便の重さで歪んだ状態で起こる」ことを知らないのではないかと思います。
結論から言って、「鍛えなくても整えてさえいれば、身体は衰えない」という事実を私は証明できました。
下の写真はぎっくり腰になった合宿の帰りの写真(右端)。
何気ない顔をして、無理やり腰を伸ばしているがめちゃくちゃ痛かった。その後は隣のおばあさんの杖を借りて歩いていました。(おばあさんは合宿で元気になり、杖がいらなくなったので)
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