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DATE : 2023.06.30
自力整体ダイアリー講座18 私がやっている頻尿や尿漏れのケア
自力整体ダイアリー講座18 私がやっている頻尿のケア
頻尿と尿意切迫、尿漏れの対策をお伝えします。これらの原因は左右の仙腸関節の開閉力のアンバランスにあります。仙腸関節は右のイラストで、人間の場合もちろん例外もありますが、
左の仙腸関節が締まる傾向にあり、右が開く傾向にあります。頻尿や尿漏れの人の特徴は、出産後に発生というのが多く、出産後は仙腸関節が右が大きく開き、左右の開閉のアンバランスが生じるからです。
開閉のアンバランスがある人は、右の片足前屈をしてみれば
左右差が顕著で、この左右差がなくなると同時に頻尿や尿漏れをしなくなるのです。
これは出産しない男性でも同じで左右差が強くあります。
では、何故仙腸関節の開閉の左右差が膀胱に影響するのか
それは仙腸関節の開閉のアンバランスにより、体幹を形成する骨盤底筋の収縮力が弱くなるからなのです。
特に尿漏れの場合は、骨盤底筋の収縮力によりおしっこを止めることが可能なのですが、咳やジャンプで腹圧をかける時に、尿が漏れてしまうのです。
よく、本などで骨盤底筋を強化するために、肛門を締めたり、おしっこを我慢したりすることを勧める情報がありますが、仙腸関節の開閉のアンバランスがある限り骨盤底筋に力は入りません。ここに仙腸関節の開閉のアンバランスが解消されて尿漏れが治った人の報告がありますので、紹介したいと思います。
報告 「 自力整体での尿漏れ改善の報告です。
私はずっと尿漏れに悩まされ、泌尿器科にも通っていたのですが、改善されなかったのです。
それなので、いつの間にか通院もやめてしまいました。
ふと、気づいた時治っていて、その間やっていたのは自力整体だけだったのです。
身体のゆがみから尿漏れが起こっていたのだと気づきました。
30代の終わりから剣道を始め、現在も稽古していますが、一時は尿漏れの為にやめようと考えましたが、今は心配なく続いています。
蹲踞も得意です。 いつも楽しくズームで授業を受けさせていただいています」
では、頻尿について、水の飲み方を変えてみたらどうかという提案です。
私は一時、一日に水を2ℓ飲むというのをやったことがあります。
ところが、散歩に出かけても20分ごとにトイレにいかなければいけないほどおしっこがちかくなりました。だから水だけ飲んでも直接膀胱に流れる感じなので止めました。
水は筋肉細胞に流れ込んで、そこで保管されなければなりません。流れとしては水は胃腸から吸収されて毛細血管へ運ばれ、毛細血管から浸みだして間質を通り細胞へ届きます。
細胞にあるミトコンドリアが水と酸素と糖を使ってエネルギーを作り出します。
若い時はこの血管の水が筋肉細胞へ流れがスムースなのですが、老いてくると普通に水を飲んでも筋肉細胞へ届かず、そのまま腎臓へ運ばれ膀胱から捨てられるのです。
さらに、筋肉活動をしていれば水は筋肉細胞に届くのですが、動かない生活になると膀胱へ直行です。だから頻尿になるのです。
そこで私はだからといって水を飲まないと老人はすぐに脱水になって、倒れたり、筋肉や関節が痛くなります。 何とか考えた結果、炭水化物と水を同時に取ると筋肉細胞へ流れるという情報を経て、朝に水分の多いおかゆをいただくようにしました。
すると、一日中のどが乾かないし、頻尿もなくなりました。炭水化物と水の同時摂取が頻尿にならないのは、炭水化物は糖になり、細胞がエネルギーを生み出すのに必要なので、糖+水なら細胞が喜んで吸収するのです。
これからは、老人の脱水対策はおかゆやその他 私の場合はそうめんを湯がいて味付けをしてお粥代わりにすることもあります。朝に十分に糖水を飲んでおくのと頻尿にならずに水分補給ができます。夜の頻尿も気兼ねすることはありません。
ただ、夜中に再々トイレに行く人は頻尿というより、熟睡不全ですので水のせいではありません。どういうことかと言いますと、人は熟睡しているときに抗利尿ホルモンが出て、多少膀胱におしっこが溜まっても目を覚まさないようなホルモンが出ることで、朝まで熟睡するのですが、眠りが浅いとこのホルモンが出ません。
少し膀胱に尿が溜まっても、脳が尿意で目覚めてしまいます。だから夜間頻尿は熟睡不全による抗利尿ホルモンの分泌停止だと考え、熟睡できるような工夫が必要なのです。
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