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DATE : 2023.07.06
へバーデン結節と頭部前傾の人への対処
いつもお世話になり、ありがとうございます。
質問が2点あり、メールさせていただきました。
①生徒さんにへバーデン結節の方がおられます。
自力整体をとても気に入ってくださっていて、毎週楽しみに通ってくださっています。
最近、痛みやこわばりが酷くなる時があるそうです。
以前、リウマチについて解説されていた時
「自力整体で治らないが、痛みを和らげることはできます」とおっしゃっていたと、記憶しています。
(記憶違いでしたら、すいません)
へバーデン結節とリウマチは違いますが、へバーデン結節も痛みを和らげることは可能だと思っています。
四つん這いでの手首ほぐしや指反らしを自宅でもしていただくようにアドバイスしようと思いますが、他にも何かアドバイスがあればよろしくお願いします。
②最近、教室に入られた生徒さん。
頭部前傾、猫背、骨盤後継、肩こりがあります。
以前、交通事故で鞭打ちになったそうです。
実技の首を反らす動き(仰向け寝、首と膝にタオルを引っかかって首を反らすや、イノシシのポーズ)は、怖いようでほとんど首を反らしておられません。踏込みも首や肩に負担を感じるそうです。
首は繊細な場所ですし、ご本人が不安があるなら、無理に首を反らさない方が良いと思いますが、肩こり解消のためには、頭部前傾、猫背、骨盤後継を直した方が良いと思います。
首の部分はあまり刺激せず、先日のzoom研修での内容の腹筋や腸腰筋をほぐし骨盤後継を直すように誘導する。
首の緊張を緩めるために、眼窩刺激、ぼんのくぼの指圧、首コリ刺激を自宅でも行なってもらうようにアドバイスしよう思いますが、他にも何かアドバイスがあればよろしくお願い致します。
矢上 裕です。 お答えします。
リウマチというのは、歪みから来るものではなく、血液の免疫物質が自分の関節を破壊するという自己免疫疾患なので、自力整体では対応することはできないということはお話しした通りです。
ヘバーデン結節はリウマチとは関係なく、体水分率が低下して潤いがなくなり、手の指先の関節液が少なくなり変形する病気というより、老化変形です。下の写真がそうです。
この病気は現代医学では解決法が分からず、東洋医学では肺経が弱いために水の巡りが悪くなって起こる。と考えます。 元に戻ることはないとは思いますが、痛みは潤いを取り戻すと楽になります。
頭部前傾、猫背、骨盤後傾の方ですが、むち打ち症のトラウマがあって首反らしが恐怖なのでしょう。無理にさせることはありません。
頭部前傾は猫背が原因なので、猫背に特化した実技をさせてください。それは
以下の実技です。
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