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DATE : 2023.07.06
ぎっくり腰になったら、どうやって治すか
まず、左右の仙腸関節の開閉力のアンバランスを正し、骨盤が水平にならないかぎり痛みは取れません。その為には骨盤の左右の高さ、= 左右の足にかかる重心のアンバランスを引き起こした原因は飲食の不摂生・排泄の不完全 ですから、排泄力を失いS状結腸滞留便を溜めてしまった大腸に元気を取り戻してもらい、S状結腸滞留便を根こそぎ排泄してもらわなければなりません。
そこでのお勧めは断食なのですが、それはつらいので、4日間はおかゆだけで過ごしてもらいます。おかゆには消化が良いだけではなく、弱った大腸の蠕動運動を回復される効果がありますのでしばらく、1日3食お粥だけにしてもらいます。
すると、3日くらい経つと大腸が動き出しS状結腸滞留便を排泄してくれます。滞留便は直腸よりも奥にありますので、水分を多く含んだ下痢状の便が大量に出て、S状結腸が軽くなります。
軽くなった瞬間に骨盤が水平になり、腰の痛みはなくなります。
ぎっくり腰は腰の治療をすべきと思う方もいらっしゃいますが、大腸の治療が先なので、S状結腸滞留便を出さない限り、いくら名医に治療してもらってもすぐに再発します。
〇 ぎっくり腰後の腰のケア
一度ぎっくり腰を起こして、仙腸関節をズラしてしまうと、右のように左右の骨盤の高さが異なってきます。これはいくら名人の整体師の手にかかっても、元の左右水平の骨盤に戻すことはできません。それは自力整体をやっても元の状態へは戻せません。
しかし、歪みがあることを知りながら、症状が起こらないように予防するためにはぎっくり腰を起こした時のゆがみが左3対右7だったとしたら、4対6程度に治めておくことはできます。
ですから、自力整体で左右を何とか4対6程度に治めておくことと、S状結腸滞留便を溜めない努力が必要です。要するに整体のケアと排泄のケアの両方を行わなければならない。
また、この二つのケアは繋がっており、仙腸関節の左右のアンバランスの整体を行うと、腰椎が真っすぐになり、腰椎間から大腸へ出ている自律神経の圧迫を解放しますので、大腸の蠕動運動が活発になり、S状結腸滞留便を出しやすくなります。
逆に、夜遅く食べるのをやめて胃腸を休ませ、朝は滞留便が出るまで食べないように工夫して滞留便を出す習慣をつけると腰のゆがみを発生させずに済みます。
(注)・・・大腸が元気な時は、まず直腸にある硬い便が出ます。その後固形物を食べないで胃を活動させない状態で待つと、二回目のS状結腸滞留便の軟便が出ます。
世間では排便の為にも朝食は必要ですといいますが、それは直腸便が排泄されるだけであって、朝食で固形物を摂ると二回目のS状結腸滞留便は出ずに、日々溜まってしまうのです。
これは若い大腸は滞留便は存在しないのですが、老化した大腸はS状結腸が下垂し溜まりやすくなっているのです。
ですから、「S状結腸滞留便が出るまでは水分食以外は食べない」というのが、自力整体の整食法(整腸法)であり、仙腸関節の整体法なのです。
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