JOURNAL
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DATE : 2023.07.19
報告
矢上先生へ
いつもお世話になりありがとうございます。
一年前から両手に杖をついて自力整体に来られている,87歳になられた女性の方の一年の報告をさせて頂きます。
初めて来られた時は、両手の杖にすがるように体を丸め,
すり足でヨタヨタと歩いて来られました。
膝の痛みを訴え、表情も硬く、愚痴が多い状態でした。
話しを伺う中で、まずは、固まった思考を変える必要を感じたので、今の痛みや不自由は、他者の責任ではなく自分自身の中にあることなどを、私なりに少し話をさせて頂きました。
そして、有難い事に私の話に素直に耳を傾けて頂く事が出来たので、少しは信頼して頂けたのだと思います。
それからは、愚痴ることがほとんどなくなり、自分で出来る手技を、出来ないことは出来るように考えながら自力整体に取り組んでいます。
と言っても出来ることはまだまだわずかですが……。
そして、最近は週に2回楽しみに来られています。
この女性を見ていて、話しの中からも、人の脳が身体の動きの記憶をなくしてしまう事を感じました。なので、とにかく動かして感覚を蘇らせていくという事をテーマに伝えてきた一年です。
ソマティクスの本は、矢上先生からのプレゼントのように思い読んでいます。
膝の手術を病院で、進められたようですが、それも自分で考えて断り、今は膝の痛みがほとんどなく、喜んでおられます。
そして、胡坐で座った時に後ろへひっくり返りそうだったのですが、少しずつ骨盤を起こせる様になっています。
丸まっていた手のひらが広がり、縮んでいた指が伸びて四つん這いで手首、手の甲を伸ばしておられる姿には、一年前には考えられずビックリでした。
他にも、色々と変化がみられます。
87歳、確実に変化しています。そして、私は気づかせて頂き、学ばせて頂いている事に感謝です。
友達が多く「元気に生きたいねん!」と幸せそうな笑顔がうれしいです。
追伸
パーキンソンの生徒さん、元気に参加されています。
先日、「私が、今、自分で歩いている事は、凄いことなんです。そして、最近元気になってきているようで、本当にびっくりしているんです。自力整体は、本当にすごいですよね。」
その日によって、少し波がありますが、病院の診察や検査結果を裏切って元気に生きておられる事は、本当にうれしいものです。
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