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DATE : 2023.07.22

自力整体ダイアリー講座38    私の認知症予防策

 いつか「食べ物と食べ方を変えたら性格が変わった少年」の話を書きました。

全く野菜を食べずに食べるものは卵を一日12個と肉だけ」という少年が凶暴で切れやすかったのが、ヨガの道場で玄米菜食合宿に参加してから、穏やかでおとなしくなったという話。

この話は43年前、ヨガの沖正弘先生が講演会でお話しされていたと覚えています。

 その時から食べ物が腸内細菌を変化させ、その腸内細菌がその人の心に影響するというのが私の信念となり、その後、「うつ病は腸内細菌が作り出す」という事実が発表され、心と腸内細菌の関係が確信に変わったのです。

 そして最近、夫のアルツハイマー改善の為に奇跡のスープという本を読み、2020年10月15日に飲み始め、21年10月2日に完治した事実を日記風に奥さんが書いている本です。

 これらの事が何を示しているか、つまり少年の凶暴性、うつ病、アルツハイマーは共通して腸内細菌が作り出しているという事実を知ってしまった。

 おそらく、これらの疾患だけでなく、腸内細菌は多くの疾患に関与していると思います。

 現在私は朝はわかめ入りおかゆ、夜は晩酌のつまきにめかぶチアシードを常食しているが、明らかに以前より便量は倍以上になり、心の穏やかさ、頭脳の冴えは良くなっていると感じているのは、明らかに腸内細菌が脳の働きと、心の安定感を作り出すホルモン、セロトニンの量が増えているのでしょう。このまま行けば認知症にならずに天寿を全うできるような気がします。

 今後の腸内細菌の研究では、認知症の人の腸の中に元気な人の腸内細菌を移植して認知症の改善をする治療も出てくるでしょう。認知症は治る病気になる可能性は腸内細菌から道が開けてきます。今回紹介する夫のアルツハイマー改善の為に奇跡のスープという本は、腸内細菌という表現は出てきませんが、スープを一年近く飲み続けたことで認知症を改善する腸内細菌が増えたことは間違いがありません。皆さんも一読してみてはいかがでしょうか?

by 矢上 裕

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