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DATE : 2023.09.11

骨盤後傾で開脚座が苦手の人へ

質問があります。

ボディビルをしている男性の生徒さんからの質問です。

腰も股関節も硬く開脚は苦行のようで到底できそうにありませんが、骨盤を起こす感覚をどうしても理解し筋トレの姿勢に活かしたいということでした。

そこで彼が考えたのは、下の写真のように(モデルは私)脚の裏同士を合わせて膝を開いて座り、輪っかタオルの中に入ってタオルを腰にかけて1回クロスして爪先にかけます。その爪先を前に出すようにすると骨盤が起きる感覚が分かったそうです。やってみると確かに、と思いました。

開脚のかたさが激しい人への対処法として有り、なのかどうか気になりました。

矢上です。 お答えします。

 本人が良ければやっても良いですが、あまり有効ではありません。

骨盤後傾の方は、椅子に座るときに座骨ではなく、下の写真のように背もたれにもたれて尾てい骨で座る傾向にあり、また足を組む傾向があります。 

ですから、背もたれにもたれないで、まるで床に座って開脚座をしているイメージで、写真のように背もたれを前にして足を拡げて座ることをアドバイスしています。
これを日常からやり続けると、自力整体の開脚座が楽にできるようになるので、勧めてください。
今この文章を書いている私は、この姿勢で書いています。 腰の痛みもなく楽です。

by 矢上 裕

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