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DATE : 2023.10.06
顎の下の筋肉群の指圧について
矢上先生
昨日の教室もありがとうございました。
顎の下の胸鎖乳突筋解し、よく効きました。
一週間くらい前にちょうどその辺りに指を当てた時、かなり痛かったので気になっていました。
肩から歯にかけての凝りだという昨日のご説明に納得しました。
首に輪っかタオルを引っ掛け、顎を上げた状態で胸鎖乳突筋を指圧すると、急に唾液(涎?)が口の中に溢れるほど湧き出てきました。
生徒さんや友人などから、唾液が出にくいという話をよく聞きます。
自力整体などで緊張が緩むとよく出ると私は感じ、そのように指導しているのですが、なかなか感じにくいという方もいます。
私自身は普段から唾液や涎が多いので、どうしたら良いか考えていましたが、昨日の胸鎖乳突筋解しが効果ありそうだと思いました。
顎を強く引き過ぎ下ばかり向いていて、胸鎖乳突筋が硬くなってしまうと肩凝りだけでなく、その緊張のせいで唾液・涎が出にくくなることはあるでしょうか。
唾液・涎が出ないと、食物の消化や口内環境にも悪影響があるでしょうから、胸鎖乳突筋解しがその対策になると良いと思い、感想と質問としてメールいたしました。
ご教示いただければ幸いです。
矢上です。
この下の写真の指圧ですね。
骨盤と肩甲骨をつないでいる背中の広背筋の突っ張りにより、肩甲骨が引き下げられて方が下がります。 すると下がった方を引き上げようと僧帽筋と三角筋が強く収縮して肩が凝ります。
この時に肩こりが首凝りを引き起こすと、後頭部の頭痛や同じ側の目の痛みになります。
さらに別の凝りが顎に出ます。 肩こりが顎に来た人は歯茎が腫れたりして歯が痛くなり、噛みしめることがつらくなります。 この顎の下の筋肉の指圧は歯の方の肩こりに効くのです。
あなたの言われる唾液に関しては、もちろん顎の胸鎖乳突筋の凝りも大きいですが、それよりも副交感神経が分泌の指令を出すので、脳が交感神経モードになるから唾液が出ないのです。
この指圧は、がっせきで後ろに倒れた時と、両膝にタオルを引っかけてストレートネックを矯正するときに行ってください。
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