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DATE : 2023.11.12
集客という言葉が嫌いである
矢上先生
18期の○○です。
先生のダイアリーを読ませて貰い、自分の変遷や成長を感じましたので報告させて下さい。
ナビゲーター初心者の頃は、とにかく生徒さん集めるんだ、他のナビに負けたくないという気持ちで3年程は年々増えましたが、パタッと来なくなる人がいたり、コロナ禍を境に一気に生徒さんが減りました。
あの頃は慢心だったなあ。
コロナ禍はいち早くコロナに対応してやるんだと負けず嫌い根性がメラメラ。
あの頃はオンラインだけで済まそうとした時期もありました。
やはり助けてくれたのは自力整体。
矢上先生のオンライン授業を毎週受講して、自分が無理をしていた感情が溢れだし大泣きしました。
そのとき家族への感謝を心の奥底から感じました。
そして直接会える人との出会い。
地元で信頼できる人に会いに一歩踏み出した事で変わりました。
成長したい!と素直に思うと、自分に必要な物もやってくると感じています。
今朝は、地元の経営者さんから勧めてもらった本『致知』から感慨深い言葉を貰いました。
『敬、怠に勝てば吉なり』
東洋古典『小学』にある言葉で、敬(つつしみ)の心が怠(おこたり)の心に勝てば吉(きつ)であるが、逆に怠りの心が敬しみの心に勝てば、その結果は滅びに至る、という意味だそうです。
今後も素直に、自分を知る力をつけ、自分をオープンにする力をつけ、楽しい人生を送れる姿で自力整体の魅力を伝えていきます。
矢上です。 そうですか それはよかったです。 東洋古典への関心があるとはすごいです。
昨日、少し書いたインスタグラムで朝活や、自力整体への批判発言をしていたナビゲーターがインスタグラムを中止しました。 よかったです。
他のナビゲーターが真似したら大変なことになりますし、間違った自力整体が世界に広まるのは困りますので。 インスタグラムで指導しているナビの映像を見ながら「ここまで苦心して作り上げた自力整体が、こんな形で、こんな人に世界に発信されるのか」 と 涙が止まりませんでした。
人がゼロから作り上げた作品を真似するのはたやすいことです。
1から2を作り上げるのは楽ですが、ゼロから1を作るのは大変なのです。
自力整体のように世の中に存在しないもの、これまでも存在しなかったものを
ゼロから作り上げ1にするためには、人生丸ごとかけなければできるものではありません。
ましてや未だ完成しているものでもなく、試行錯誤をしながら考え続けているのです。
私は時代遅れかもしれませんが、インスタグラムなどで「見えない相手に指導する」 ということができません。 月曜、水曜、金曜の夜7時のオンライン教室でも受講生のカルテを作成して、それを見てイメージして指導しています。
これは私の治療師時代に「マンツーマンで人に触れて治療していたころの習性」かもしれません。
ですから、目の前に100名の生徒がいても、私の頭の中は
「一人ひとりに触れながら、真心を込めて治療している」という映像を描きながら指導しています。
前にも書きましたが、「マンツーマンの治療が、同時に100人に行われている」のです。
また、「集客」 という言葉も好きではありません。
「客集め」 とは 相手に対して何と失礼で、そしてお金第一主義で下品な言葉でしょう。
中国古典にも、「天地自然の理(宇宙の目指す方向は、進化、向上、共存共栄)に乗っ取れば
天がその人を助けてくれる。 天がその人の災難を除き、進むべき方向へ導いてくれる」
と教えています。
つまり自分の力で生徒を集めなくても、私が天地自然の理に合った生き方をしていれば、天が生徒を集め、私の生活を保障してくれる、だから安心してやるべきことに打ち込めば良いのです。
要するに「目の前の人に満足を与えることが私たちの仕事で、集客は天の仕事だ」
と考えれば良いのです。
集客ばかりを気にしている先生を、誰が好きになるものですか
生徒が良くなることより、集客ばかり考えている先生に誰がついていくものですか
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