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DATE : 2023.12.16
体幹が弱い人の立ち方の実例と鍛え方
矢上先生
ナビゲーターの○○です。
今年の1月から自力整体を始めた生徒さんのことで質問があります。
なるべく毎週来てくれる方です。
一見痩せていてスタイル良さそうでしたが、はじめから腰に痛みがと言っていました。
左の坐骨神経痛のような左のお尻の奥が痛むようです。病院で診断は受けていません。
開脚が全然できず。
反張膝(膝裏が伸びすぎた状態)で、膝が後ろ側に反り曲がっているのが楽な立ち方らしいです。
ヘルニアをやったことがあるそうです。
右の膝は変形性膝関節症
普段椅子に座り机に向かってパソコンを使っています。巻肩でメガネ着用されています
そこで
膝をピンとしないで少し曲げて肩を後ろへ胸を張ってと言ってみました。
足を伸ばして前屈するような動きは腰、太もも裏から足裏を通って指先まで痺れが出るようです。
タオルを使って足を横に伸ばして揺さぶる動きが全然できなかったけど、少しずつできるようになってきていました。
仙腸関節の動き、巻肩直しや膝縛りなどやっていました。
それが先月「ぎっくり腰になりました」と1ヵ月自力整体をお休みされて、整骨院に通われて
最近復帰されました。
「自力整体をやってるのにぎっくり腰になっちゃった」 と思い、指導が間違っていたのだろうかとあれこれ考えました。
でも、整骨院に通いながら、矢上先生のYouTube肩こり、腰痛の治し方をご覧になって家でやってみたら痛みが和らいだそうです。
下の写真の「足の裏を天井に向けて膝を床に近づける動き」は彼女には難しいかと思ったので、私は教室でやっていませんでした。彼女が戻ってから取り入れました。
何か特別すべき指導はありますか? 宜しくお願い致します。
矢上 裕です。 お答えします。
立った写真を見ると、左重心で骨盤後傾で椎間板ヘルニア型体型であることがわかります。
その体型は前屈困難で、前屈するとヘルニアが神経を圧迫して坐骨神経痛が出ます。
膝を床に付ける写真の実技で楽になるということは、この動きで腰椎間が開くからです。
横からの立ち姿を見ると、上体が前に突っ込んでいますよね。 骨盤後傾ヘルニア型の典型です。
これは腹筋が弱く、体幹を真っすぐに維持出ていませんので、少し楽になってもまたぎっくり腰を繰り返してしまいます。 下の写真の体幹強化をしっかりやってください。
できれば、これを実践して2週間後の写真をまた送ってみてください。
すると変化が分かりますので、また、このダイアリーで取り上げたいと思います。
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