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DATE : 2023.12.24

肺活量減少の原因

54歳の生徒さんです

 裁縫が得意で最近は編み物をする時間が多いそうです

ギリギリ40代だった5、6年前に左側五十肩になられました 

 そして先月11月はじめに 肋骨の骨折

 1階段を踏み外して体の右側を強く打った際に右前面の軟骨部分が折れました。

今一カ月後まだ完全にはくっついてませんが痛みは無いです

そして姿勢のこともお聞したいのですが

 肺のことが今、1番気になることではあるんです

経緯は下記の通りです。 8月にコロナに罹りました。 4、5日の高熱と倦怠感くらいで咳などはありませんでした。

約一カ月後の人間ドックで肺に影があるとの事で

10月、11月と検査し、悪性ではないし、コロナの後遺症かと言われています。

経過観察として来年2月にまた検査する予定です。

 特に自覚症状はないと思っていましたが、よく考えればコロナに罹って以降

1分間の息止めができなくなっています。

肺、肋骨辺りが弱っているような感じがしますが

 胸郭を持ち上げる実技や今日のオンライン研修の起床時の矢上先生がやっておられる実技が有効でしょうか?

1分間息止めを続けていけば肺の状態も良くなりそうな感じがします 

 この写真を見ると反り腰だと思うのですが、何か動きなど具体的なアドバイス矢上先生からいただければありがたいです

 矢上 裕です。 お答えします。

 おそらく肺活量が少なくなった、つまり1分間の息止めがつらくなった原因は二つです。

 一つが右の肋骨を骨折したこと、写真を見ると右の方が上がっています。 それを右の肋骨が

 下がると痛むので肋骨を引き上げている姿です。

痛みがなくなっても、この癖が残っているのです。

 そしてもう一つはコロナ感染によって、肺胞の一部がやられてしまったため肺活量の低下です。

 読者の中で、コロナ感染の体験者で、1分間の息止めがやり難くなった方はいらっしゃいませんか?

 あれば、私のメールを下さい。

 それと横から見た姿勢がおなかを突き出す、典型的な骨盤後傾、胸郭下垂の姿で

 最も肺活量が少なくなる姿勢をしていますので、この姿勢の改善が必要です。

 朝の寝起きのうつ伏せが有効で、 下の写真とは逆に膝を曲げる方向に首を向けてください。

そして肘は直角に曲げましょう。

 すると、顔を向いた側の反対の首の側面から胸の筋肉が拡がって、呼吸が楽になります。

 後はその他の自力整体で、骨盤後傾、胸郭下垂、を治すと呼吸力が回復します。

by 矢上 裕

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