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DATE : 2024.01.17
私の読書法 続き 今からでも遅くない 夜の1P読書と1行日記時間
私の読書法 続き
今日は阪神淡路大震災から29年目。
29年前の朝の5時頃私は阪急電車の出発前の停止時に、グラグラを来たのを覚えている。
42歳の厄年でした。 この年をきっかけに「じりき通信」を書くことに決め、1995年9月号から現在まで2か月に一度の通信が続いている。
この通信は「いずれ本を執筆するときの練習」として書き始めた。
「文章というものはジョギングと同じで、毎日書く習慣をつけないと、いざという時に何も書けなくなる ジョギングの筋力と、書くことの筋力は同じだ」 という、斉藤孝さんの本に書いてあったことを実行したわけ。
それは読書も同じで、「毎日少しずつでも読み、ノートにその要点を1行で書く(多くても5行)」という習慣にしている。
こんな読書の仕方。
夜の10時からの90分は日記をつけながら、本を1ページだけ読むというやり方。
酔っていては読めないので、夜の10時の日記の時間まではお酒を飲まないので、健康にも良い。
私が今やっているのは、まず年末に日記帳を6冊購入したところから始まる。
1冊目の日記は、3年連記で、「1日一話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」を読み、紹介された人の名前を日記に書き残し、 さらに続けて 斉藤孝さんの「定義」の中の短い一文を書く。
さらにその日記は10行ほどしかないので、起床時間、体重、排泄などの体調も書く
2冊目の日記は、今日購入したものを書き、 アドラー心理学のアドラーの「人生に革命がおこる100の言葉」を左のページに、「中国古典1日1言」を右に書く。
3冊目の日記には、「疲れない身体大図鑑」より、1項目だけを読んで書き込む。
4冊目の日記には「若杉ばあちゃんの食養相談室」、「漢方の暮らし365日 川手鮎子 著」もしくは「薬膳の食卓365日」の1項目だけを選んで書き込む。
その隣に橘曙見という人の書いた 独楽吟の世界の短歌を一つだけ書く。
5冊目の日記には 今日の授業の流れ、 見た映画とテレビ 読んだ本 を書く。
最後に 「1日1分朗読 魚住りえ」 を声に出して練習し、
その後に源氏物語の現代訳を1区切り読む。
6冊目の日記に、何でもよいから書きたいことを書いて寝る。
これを酎ハイのロング缶を飲みながら書く訳だけれども 合計10冊の本を一日1ページ読んでいるわけだから、(先日は7冊と書いたが10冊に増えた)相当な作業に見えるかもしれないが、すぐに時間が過ぎて楽しい作業になっている。
決して覚えようとか、身につけようなんて力まないで、日々の最後の仕事として自動的にこなす。
イメージとしてはこんな感じかな。 古今東西の客が夜の10時に私の部屋にやってくる。
私は夜の10時までは失礼のないようにお酒を飲まずに、部屋の椅子に座り、左手の届く書棚から
お客の本を順番に手に取り、日記を開いて1~5行だけ書き留める。
最初のお客さんから順番に紹介すると
- 有名な経営者や仕事の達人たちのエピソード。
- 斉藤孝 が紹介する 歴史上の有名人の名言
- 漢方の暮らし365日 川手鮎子さん
- ヨーロッパからわざわざやってきたアドラー氏
- 中国からやってきた中国古典の名言を残した人々
- 疲れない身体大図鑑の夏嶋 隆氏
- マクロビオティックの食養相談室の若杉ばあちゃん (今度研修でお世話になります)
- 江戸時代からやってきた 心にしみる和歌の名手 橘曙見さん
- 魚住りえアナウンサー に朗読の指導をしてもらう。
- 平安時代からやってきた紫式部さん
- 最後は 今日一日を生き延びた自分自身との対話。
この時間はたった90分だが、豊穣の時間。
スマホとテレビであっという間に消えていく時間に、私はこんな贅沢な時間を持つことができている。
さあ、今は1月17日、まだ今年は十分残っている。
さあ 3年連記日記を買いに行こう。
スマホとテレビで消えていく夜の時間の90分の10年と、このような先人と語る10年、
この二人には、人生に大きな差ができると思うが・・・いかがかな?
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