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DATE : 2024.02.16
降圧剤について
1分で血圧を下げる体操という本を読んで、「日本人の高血圧認定患者が4千万人を超え、世界の降圧剤の半分は日本で使われている」という文章を読んで驚いた。
おそらく、毎日降圧剤を飲み続けている人は、日々血圧を測らずに、血圧が低くなっている日でもコツコツと毎日飲んでいるのではないだろうか と思った。
教室で授業の途中に降圧剤を飲んでいる人を数えたら19人中5名、飲んでいても手を挙げなかった人もいると思う。
医師からの指示だから守っているとは思うが、「血圧が高い時だけ予防に飲む」ようにしないと、低い時に降圧剤を飲むと、余計に低くなって脳の末端まで血圧が届かず、フラフラしたり転倒したり、虚血性(血が届かない)脳梗塞にならないかと心肺である。
これまで知っている人で脳梗塞で倒れた方はほぼ全員が降圧剤を飲んでいたので、降圧剤を飲んでいるから脳梗塞予防にはならないのである。
では、どのくらいの血圧数値であれば、飲んだ方が良いのか?
それは私は医師ではないので、口出しできないが、私の学んだ内科学診断という教科書には
年齢+90がその人の通常血圧と書いてあるので、70歳の場合は160を越えた日だけ降圧剤を飲むことにしたらどうかと思うし、医師もそう指示するべきだ。
そうすれば、低くなった血圧をさらに下げる害を減らせるし、薬の消費量も減るのではないか
そう考えるのは私だけだろうか?
現代の135以上は全員高血圧という基準はおかしい。
年齢と共に血管が硬く細くなるので、血圧は上がることで末端まで血を運んでいるのに、年齢を考えずに20歳の青年も80歳の人も同じ基準は、まるで高齢者を全員高血圧者にして、降圧剤を飲ませ
お金を儲ける魂胆なのではないか?」 と疑ってしまうのだ。
4千万の人が「毎日降圧剤を死ぬまで飲んでいる」日本という国、薬代で医療費は膨大になっている。
そもそも、「血圧を測って、あ、高いですね 薬を一生飲み続けなさい」 というのは医学ではないのである。医学というのは治すために飲むのであって、治れば飲まなくても良いのだ。
予防のために薬を飲むのではなく、日常生活を変えることで予防するのが当たり前。
私が一番訴えたいのは、そういう知識を国民全体が持ってほしいということなのである。
一番怖いのは、薬で血圧を下げ過ぎて、ふらついて転倒することなので、注意しましょう。
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