JOURNAL
お知らせ・日記・動画など
DATE : 2024.03.04
首の痛みと腕のしびれの質問
34歳の側湾症のある生徒さんについてのご相談なのですが
お仕事は,リンパマッサージと、kidsと大人のダンスを教えていらっしゃいます。
12月末から正座をしたときのような痺れが、「首から左腕」 の方にあり、
自力整体でうつ伏せで首を床に押し付けて伸ばす実技や、かえる足の時に首を傾けると痛みがあったようです
2月の中頃に整形外科でレントゲンを撮ってもらった所、首のヘルニアと診断され、現在、首の牽引とリハビリ治療をされています。
自力整体を受けたいのですが、「このまま様子見した方がいいのでしょうか」とご相談を受けました、
首は何とか良くなってきつつありますが、無理をしてしまうのでまだ100%は良くなってないようです。
整形外科の先生からは,「上を向く事は避け、枕を高くして猫背にならないようにして下さい」
と指導を受けているようです。
3歳と7歳の子育て真っ最中で、自力整体に参加すると精神的に落ち着くので参加したいそうですが、どんな実技をしていけばいいでしょうか
それとも、今はお休みして様子見した方がいいのでしょうか
アドバイスよろしくお願いします
矢上 裕です。 お答えします。
答えは、是非教室に参加して左右の骨盤の左右の高さをそろえてください。
写真で見る限り、左骨盤が上がり過ぎて腰椎が右にカーブし、背中が左にカーブし、首も右にカーブしています。 その頚椎のカーブ原因で首が痛んでいるのであって、骨盤の左右の高さを揃えれば、首のカーブが消え、腕のしびれも首の痛みもなくなります。
ただ、全体を見ると冷えと内臓下垂がひどいので、砂糖、果物、生野菜、水の飲み過ぎを止めて
玄米、濃い味噌汁、などの和食に戻して、垂れさがった筋肉を引き締めましょう。
とにかく、末端が冷えているので手足がキンキンに冷えているはずで、そんな状態で自力整体をしても痛いだけで治りも悪いです。 今回の研修での若杉ばあちゃんの食養相談室の中の、冷え性の相談を参考にしてください。
自力整体で首を刺激、特に首反らしを止めて、仰向けでの枕を持参させましょう。
下の写真が骨盤の左右差を整えるのは以下の自力整体です。
下の写真のように手を伸ばすと、どちらかが長いです。
この長さの違いが首の痛みと腕のしびれを生み出していますので、このポーズで短い腕をより伸ばすようにアドバイスしてください。 手の長さはナビゲーターが見てあげてください。
病院には悪いですが、首の牽引は他の首のズレを起こすケースがあります。
例えば、彼女のように頚椎6番のズレを引っ張って治そうとしていると思いますが、6番は硬くなって動かないので、柔らかい5番がズレて、さらに痛みが拡がるというケースがあるので、恐いのです。
私は病院のやり方に口をはさむのはどうかと思いますが、ご自分で判断されてください。
ましてや彼女は首が割るのではなく、腰の歪みからきているので腰を直さないと症状は解決しません。だから病院の処置そのものが間違っているのです。
とにかく、痛みの局所を治療するのではなく、全身を見てゆがみの原因になっている源を探し出し、そこを改善することこそが望ましいのです。
OTHER POSTS
その他の最新記事