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DATE : 2024.03.21
不眠と腰椎1番
不眠と腰椎1番
矢上先生 本日は、お誕生日おめでとうございます。
札幌在住の○○です。
昨日のオンライン授業に出席して本当に良かったと思いました。
前日に寝不足だったため疲労感が強く、またドジャース開幕なども重なったため(笑)
気持ちが行ったり来たりと逡巡していたのですが、さまざまな誘惑に打ち勝ち、オンライン講座に参加しました。
すると、矢上先生が開口一番、「今日は、私の70歳最後のオンライン授業です」。
その言葉を聞き、(そうだった、先生の70歳最後の授業だった! )と気持ちが引き締まりました。
しかも、内容は不眠対策。
(あ~、まるで、私のための授業みたい! )とうれしくなると同時に、授業に参加している多くのみなさんがきっと、同様の気持ちを抱いているな、と思いました。
私の不眠はまさに頭の疲れです。
その頭の疲れに第一腰椎が関係しているとは驚きました。
昨夜は授業で習った通り、寝る前にお布団の上で復習しました。
胡坐で座り、タオルを第一腰椎に当てて、ゆらゆら。
心の中で(柔らかくなあれ)と唱えながら、さらにゆらゆら。
タオルを当てている腰のあたりがスースーしてきて、だんだん頭が空っぽになってきたような。
いつもだと、眠り本と共に横になるのですが、昨夜はそのままふとんをかけて目をつぶりました。
5時間後に一度、目を覚ましたが、その後また寝ていたようで、とてもすっきりとした目覚めとなりました。
これからの私の一生を支えてくれる眠りに、自信がついてきました。
バースデーイブの先生から、逆に大きなプレゼントをいただいたような気持ちになりました。
本当にありがとうございました!
矢上 裕です。 誕生日の祝福ありがとうございます。
不眠について、整体的な考えを少し解説しましょう。
日本で初めて「整体」という名前で治療と指導をされたのが、故野口春哉先生です。
その野口先生が、言われているのが腰椎の1番から5番までが、身体全体とつながっているという理論を発明されました。 それは
腰椎1番は脳の血流、と首のこわばりや 背伸びをする動き、腰椎2番は胃と肝臓つまり消化器と身体を横に曲げる動き、3番は腎臓で水毒を解消するのと、膝関節の動きやねじる動き
4番は骨盤の開閉の動きや月経の排泄、大便の排泄など排泄関係
一番下の5番は坐骨神経痛などの足の血流としゃがんだり、前屈する動き。
と関係があると学びました。
ここから下は、私の仮説と実験からの発明となるのですが、
「腰椎1番が脳の血流と関係があるなら、眠るということは脳の血液が少なくなり身体の方へ下がるから眠たくなるのだ。 だから腰椎1番を寝る前に刺激しておくと、5分くらいで脳の血液が身体に下がるので眠る前の儀式としてやればどうか?」 という野口理論をさらに発展させて、矢上睡眠理論を打ち立てようとずっと考えていました。
ところが、腰椎1番を単独でほぐす方法がわかりません。 腰椎1番は胃の真裏にあり、背中と腰との接点で最も動きにくいので、どの動きで刺激したらよいかわからないのです。
またここは動きにくい分、骨への血流が悪く骨粗しょう症になり易く、私の教室ではくしゃみをしただけで腰椎1番を骨折した生徒がいまして、教室を休んでおりました。
何とか生徒から同じような骨折者は出したくないと考えていた所、ふと呼吸法で輪っかタオルを当てている位置が腰椎1番であることに気付き、あぐらでも椅子やベッドサイドに座っても良いから
「両膝と腰椎1番にタオルをひっかけて身体を前後に揺する」 という腰椎1番刺激法を発見したのです。 これなら腰椎1番の腰椎圧迫骨折を防げると思い、現在呼吸法は腰椎1番を刺激しながら、光の方を見て、ビタミンDを分泌させカルシュウムを腰椎1番に送りながら呼吸法をしています。
そこで、野口理論の腰椎1番は脳の血流を思い出し、寝る前の儀式としてはどうかと思い、現在実験中で、とても良く眠れるのに気づき、皆さんに紹介しているわけです。
あなたが寝る前に本を読んで眠っているのは、脳の血液を身体に降ろしているのではなく、ただ目を疲れさせて寝ているだけです。
頭を枕に付けずに座った状態でないと身体に血は下がりませんから、座ってから腰椎1番刺激を数分間してください。
揺すっているうちにあれこれ考えていたのが、考えられなくなり、そのまま枕に頭を載せて脱力するとスーと眠りに入っていき、夜中に目が覚めず、朝になったらパチっと目覚めるはずです。
これが輪っかタオルの入眠儀式です。 皆さんも是非お試しください。
右図のピンクが腰椎で、その一番上が腰椎1番。 ここへ左図のようにタオルを当ててゆする
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