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DATE : 2024.04.18
腰椎の左右カーブを矯正する整体術 についての二人からの質問
腰椎の左右カーブを矯正する整体術についての二人からの質問
○○です。今日の水曜日リモート研修で、寝てタオルを使う動作で右足にタオルを入れて左足は、曲げたままでタオルを捻ってひっかけ、左手の入れ方やタオルのひっかける動きが分からずすみません。
股間周りが柔らかくなる動作なので、しっかり覚えたいので、ご指導して頂きたくお願いします。
○○です。
矢上先生、昨晩はありがとうございました。
昨日の実技について質問させてください。
仰向けでタオルを腰と股関節が硬い方の膝に引っ掛けて揺する動きをやってみて、股関節の可動域が凄く改善しました。
これは先生が言われている股関節の可動域をアップする2つの事を同時にしてるのか?!と思いました。
『股関節が硬いと反対の横腹(腰?)も硬い』『お尻の筋肉が緩いと股関節は固くなる』
お尻の筋肉と股関節の連動はわかっていましたが、反対の横腹との関連が判らず具体的にどの筋肉をほぐしているのでしょうか?
矢上 裕です。 お答えします。 タオルでほぐしているのは腰方形筋です。
ウエストにタオルを引っかけておいて、下の写真のように手で内股を押して股関節を開き、
その硬い方へタオルをねじって、足の外側から回して同じ側の手首にひっかけ、その後で立ててある足を伸ばしてから、膝を外側に倒していき、腰に引っ掛けているタオルで腰を横に引っ張るというのが昨日紹介した実技でしたね。
これの目的は、腰に引っ掛けてあるタオルで、腰椎を真横へ引っ張ってやるのが目的です。
というのは、股関節が硬く開きにくい側の足に重心がかかっており、重心がかかる足の方向へ骨盤がスライドし、腰椎が外側へカーブしているのです。
その外側へカーブしている腰椎をタオルで反対側に引っ張ることで、腰椎が真っすぐになると、開きにくい股関節が開きやすくなるというわけです。
だから決して、タオルを引っかけている膝を開くことでその側の股関節が開きやすくなるということではなくて、タオルで反対側の腰椎の外カーブを真っすぐにしたことで、反対側の股関節が開きやすくなるという、少し高度な整体術というわけです。
具体的には、下記のイラストの左の腰椎は外へカーブしていますね。
そこへタオルをひっかけて、反対側の膝でカーブをまっすぐにしているというわけです。
この修正がうまくいくと、一気に便通が良くなり、右の腰痛、左の膝の痛み、肩の痛みまで楽になりますが、 左右引っかける方を間違えると、逆に具合が悪くなるので、良く観察して股関節の硬い膝へタオルをひっかけるようにしてください。
具体的な操作としては以下の写真のようになります。
※ 上の写真は昨日のオンライン教室の録画したものを写真にしたものです。
録画したビデオをこのように写真で再現できますので、オンライン教室で見逃した実技や
わかりにくかった動きをもう一度見たかったら、今回のように質問していただくと
このようにして録画写真を提示して答えることができますので、「この質問は他の人も参考になるだろうな」という質問があれば、このようにして答えていきます。
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