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DATE : 2024.04.24
424-女性の為の自力整体講座 5 食べ方を変えるとむくみと冷えの低体温体質が高体温体質に
マクロビオティックとは桜沢如一という方が提唱されている食養法です。詳しくは探索されると良いと思います。私がここで伝えようとする食養法はマクロビオティックだけでなく、生理痛やPMS、不妊、難産、産後の不調、更年期障害、老年の足腰痛の原因となるむくみと冷えの低体温体質の改善法として独自に研究した食べ方ですので、どちらかというと自力整体流食養、整食法とお考えください。
1,昔の日本人より、現代人は1度近く体温が低くなっているのは、日本の伝統食である米、塩、味噌、 海藻、野菜でhなく、パン、パスタ、牛乳、ケーキ、肉類、揚げ物など西洋食が増えたのが原因であ る。従来に日本人が食べて体温を上げていた食材に戻す必要がある。
2,低たんぱく、低脂肪食は体温を上げ、高たんぱく、高脂肪食は体温を下げる。それはたんぱく、脂肪 とも消化に時間がかかり消化、解毒、排泄の為のエネルギーに取られるからである。
3,消化、解毒、排泄の為のエネルギーを少なくするには、空腹でいる時間を長くする。できることなら「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」でむくみと冷えの低体温体質が改善する。
4,体内に居座る頑固な老廃水分を排泄するには、玄米や麦の皮の胚芽に含まれるビタミンB1その他のミネラルが必要である。したがって、玄米菜食が老廃水分を排泄しむくみと冷えの低体温体質を改善する。逆に胚芽を全て取り除いた白米、白パンなどは老廃水分が増えることで肥満になり易い。
5,老廃水分を増やす5大習慣は、1,水の飲み過ぎ、2,砂糖、3,夜遅い飲食、4,生野菜や果物、 5,牛乳、乳製品である。 逆に老廃水分を排出するのは、玄米、自然塩(海水から得られた塩)、 は食べる断食といって、ダイエットしながら体温を上げる効果がある。
6,自然の海の塩は体温を上げ、排泄を促すので摂り過ぎを心配せず摂ってよい。塩は筋肉を強化し、引き締め、体温を上げ、血圧を下げる。
食養に関してはこの6項目を確実に守ってください。むくんで膨らんだ低体温体質がスリムで引き締 まった筋肉質の高体温体質に変わります。
朝食抜きと老廃水分排泄と高体温体質
さらに、これは食養ではないのですが、質の良い睡眠も大事です。というのは睡眠中に完全に緩んで開いた骨盤が朝起きてからお昼に向かって閉じて引き締まっていくときに体温が上がるからです。
中途半端な睡眠だと骨盤がゆるまず、朝起きて引き締まろうとしても引き締まらず、むくみと冷えの低体温体質になるからです。 さらに自力整体で朝起きてから最大体温の正午まで食事をしないことを勧めるのは、食事を摂ると骨盤がゆるんでしまい、引き締まらずに体温上昇が妨げられるからです。 普通、「飢え=冷え」という印象がありますが、本当は「のべつ幕なしに食べる=冷え」なのです。
また、午前中骨盤が閉じていくのと同時に、大腸の排泄運動が高まるので、「骨盤が緩み切った良質の睡眠⇒起床後の排泄⇒高体温」はセットになっているのです。自力整体実践者で「午前中は食べない」を実践して3か月で数キロの減量をした人が多いのですが、それは老廃水分が午前中に便と尿から出し切れたからなのです。そして冷えの原因の水が抜けていった結果高体温体質になり、長年の不妊が解決した人も多くいます。
江戸時代の日本人と現代人を比べて考えてみると、江戸には西洋食は存在せず、玄米と味噌汁と野菜、海藻や梅干し、漬物という米と塩をベースとした食べ物を食べ、それも農民の朝食はお昼の11時ごろですから骨盤の締まる時間には食べずに畑仕事をしていたわけです。
質素な衣服を来て、冷暖房のない質素な家で隙間風にさらされながら冬を過ごしていました。それでも高体温体質を保ち、多少の不妊はあったでしょうが、現代のように10人に一人が不妊治療を受けているというのとは大違いです。そして妊娠しても倦む直前まで畑仕事をし、洗濯はタライで、水を遠くから組んで運び食事を作り、家事そのものが筋肉を造っていました。これはやはり、玄米と味噌を中心とする塩をたっぷり食べていたからで、現代の減塩キャンペーンがむくみと冷えの低体温体質を造っているともいえます。
もちろん、肉や乳製品などの西洋食は日本に入っていませんので、先祖代々食べてきた伝統食で高体温体質を保ってきたことは間違いありません。
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