JOURNAL
お知らせ・日記・動画など
DATE : 2024.04.24
足底筋膜の痛み と水毒
2月22日に先生に初めてメールさせていただきました、週一回の自力整体を始めて7ヶ月になる45歳女性です。
充分な睡眠がとれていないと、足裏(土踏まず下や横あたり)の痛みがひどく、寒波がくると足先がかなり冷たくなる、つらい苦しみを克服するため、矢上先生の提唱されている塩活に取り組みました!!
具体的な塩活内容は、以下の通りです。
○余分な水分を取らず、朝食前に梅醤番茶を飲む
○野菜たっぷりの味噌󠄀汁(天然ダシ)と卵かけご飯、海藻を毎朝食べる
○毎日食べずにはいられなかった煎り大豆、食後の甘いもの&豆乳ココアを食べるのをやめた、食べたいと思わなくなった
○手料理に天然塩に変え、砂糖を使うのをやめた
すると、
寝付きよく朝まで寝れて目覚めよく起きれるようになり、外出後の立ち眩みや疲労感がなくなり、
トイレ小の回数がグンと減り、水仕事で手荒れしなくなりました!!矢上先生のお言葉を信じて、1日1日一生懸命取り組む自分がいて、体調の変化をしっかり感じることができ、先生には心より感謝申し上げます。
最後に質問お願いします。
4月24日ダイアリーで、『自力整体で朝起きてから最大体温の正午まで食事をしないことを勧める』とありましたが、先生が、塩分補給で朝に摂られている、卵醬(有精卵一個に半分の殻に、醬油一杯を混ぜて飲む)または味噌汁の水分のみや梅醤番茶は摂ってよろしいですか?
それと、足裏の痛みがひどい対策として薦めて頂きました、腰かお尻で坐骨神経痛の圧迫を取り除くためのタオル実技(寝る前にやっています!!)ですが、タオルを引っ掛けて降ろした際、両足ともに下までは降ろすことができない状態で上下に揺すっています。
この状態で効果はありますでしょうか?
矢上 裕です。 お答えします。 実技で上下にゆするのはこの状態でも効果はあります。でも段々できるようになってほしいです。 朝の梅醤番茶や卵醬は飲んでも構いませんが、固形物は我慢しましょう。 とにかくあなたの足底筋膜の痛みは水毒からきていますので、足首が手の親指と中指で輪を作ってつかめるくらいを目標に、下半身の水を抜かなければ痛みは取れません。
坐骨神経痛の方も水毒からきています。
塩活でこれだけ改善されたのであれば、塩が水毒を出している最中なのでしょう。
もう少し頑張ってください。毎日体温を測って36.5~9くらいになると水毒が抜けた証拠です。
他の読者も読んでいますので、もう少し水毒抜きについて書きますね。
体温の高い人、欧米人などが砂糖、白パン、白ご飯などビタミンB1その他のミネラルを取り除いて精白した炭水化物を摂ると脂肪に蓄積され、体温の低い日本人女性などが同じものを取ると余剰水分になって蓄積され、その余剰水分のことを東洋医学では水毒と言います。
私は鍼灸師時代、患者さんをうつ伏せにして両足首を私がつかんで、カエル足運動をさせるという診察をしてきましたが、水毒の人の足首に触れるとひんやりと冷たく、まるで水を入れた袋に触れたような皮下の水分に触れます。
そしてその患者さんに「昨日甘いものが多かったんじゃない?」と聞くと、足首が冷たかった人は必ず「バレましたか」とおっしゃる。
それほど甘いものも含めた精製3白食と言われる「白砂糖、白パン、白米」は体内で老廃水分になるのです。そしてそれを抜いてくれるのが自然の海の塩なのです。
もしかしたら、あなたの足首を私がつかんだら、ひんやりとした水の袋をつかんだ感じじゃないでしょうか? そしてその水袋がなくなり引き締まって温かくなってくるにしたがって、足底筋膜の痛みはなくなってくるはずです。
OTHER POSTS
その他の最新記事