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DATE : 2024.06.23

自力整体が好きになってくれば、痛みや不調はなくなってきている。

 今年の3月に風邪を引いてから、夜間頻尿がなくなった。 3月を境に体重が3キロ減ったのは体内に抱えていた老廃水分が3リットルなくなったからで、その3リットルが頻尿を作っていたと思う。

 昨年の10月くらいから一日で水を飲む回数を極端に減らし、今では朝一番でスイカから生きたビタミン、酵素、ミネラルが入った水を飲むだけで、全く水を口にしなくなった。

 そうすることで、身体に不必要な水が溜まらないことで、細胞が水を保管する能力が高まったということだ。 要するに保水力が強化されたのだ。

 世間では老人の水不足を憂い、水の補給を勧めるが、保水力のない老人は夜間頻尿になる。

鍛えるべきは水を飲まないでも、今ある水で十分に潤わせる保水力なのだと納得。

水飲み療法ではなく、水を飲まない療法により、かえって皮膚に潤いが出てきた。

テレビで水を飲むことができない乾燥した地域に住んでいる民族を紹介していた。

彼らが飲むのは野生やまたは栽培したスイカだけ。犬やその他の動物もそのスイカだけが水分補給なのだ。 それもスイカしかないのにしっかり活動しており、健康そうである。

この番組を見てから、私は朝のスイカ水だけを一日の水分補給と決めている。

 

 身体というものは面白いもので、少なければ少ないなりにそれに適応する働きを持っている。

食べるものでも1日1食に慣れたら、それに適応する。

大食いをすれば、それに適応し、食べなければ空腹に悩まされて大量に食べたくなる。

水もそれと同じだろう。 身体も甘やかさないこと。

 戦後の食糧難の頃に糖尿病などの慢性病がなかったのは、食べ物が少ないからと言ってこれが病気になる原因ではないということなのだ。

 少なくてもやっていける身体こそ賢い身体なのだから、老いていくにしたがって口から入れるものを少なくしていった方が楽であり、病気から逃れる方法だ。

 私の場合は、「自力整体が気持ちよくできる身体」こそが健康だと思っているので、その身体を目指していると、食べないという方法で、「スリムで柔軟で温かい、自力整体がやり易い身体」を保っているわけだ。

 だって、ほぼ毎日自力整体を指導しているわけだから、自力整体指導が苦痛である身体であれば、仕事そのものが地獄になる。 

生徒を見ていても自力整体が続く生徒は自力整体が気持ちよく感じる身体になってきているし、途中でやめる生徒は自力整体が苦痛に感じる身体になっている。

 

私は朝起きた時から自力整体である。 指導時間だけが自力整体とは思っていない。

水の補給も排泄も眠りも食事も散歩も、形を変えた自力整体だ。

だから 究極の身体作りとは、自力整体が気持ちの良い身体、つまり生きていること自体が心地よい身体、金銭や快楽が与えられなくても、暮らしそのものが快楽だと感じる身体つくりなのである。

 自力整体を難しく、病気直しに励むより、自力整体が楽しく快楽である身体になれば、痛みや不調は知らないうちに消えていくのではないか

by 矢上 裕

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