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DATE : 2024.07.05

起きてくるときのめまいについて

矢上先生

岡部です。いつもオンライン実技、そしてオンライン研修をありがとうございます。

最近のオンライン研修や毎週の自力整体で感じることをお知らせしたくなり、質問他とともにお送りします。

夜の画面越しで拝見しながら、矢上先生の深い呼吸とシンクロしていく気持ちよさ。

つつがなく次の動作に吸い込まれるように移行していく感じです。

感覚が研ぎ澄まされていくと、次の動きに向けて勝手に動きがわかるのが不思議です。

シェフの先生に高級フレンチフルコースをごちそうになっている感覚、終わった後の背すじが伸びて豊かな食卓と優雅な時間に感謝しています・・・が今までだったのですが。。

最近、これはダンス💃じゃないか、と思うようになりました。

尊敬するダンスパートナーにリードされ、呼吸や姿勢がどんどん整っていく。

自分の中でどんどん新しい自力整体が生まれていく喜びを感じます。

先生のリードが終わる20時半には幸せオーラに包まれ、翌日の自力整体クラスにはこんなこと、あんなことを伝えたいなあ、と思いながら眠りにつきます。

至福の時です。

翌朝は早朝も早朝、4時に目覚め、充実した一日が過ごせます。もちろん快腸です!

これが1週間に一回の自分へのご褒美です。

梅雨が明けたら「ルーフバルコニーにマットを敷いて星空の下でやりたいな」と考えています。

●質問です。

最近、新しい生徒さんが増えています。

自力整体を気持ちよくされ、整ったと感じられる一方で、その後立ち上がるとめまいがしたり、ふらつきを感じられる方がいらっしゃいます。(色白の方が多いような印象です。私見ですが)

・鼠蹊部や脇などの滞りがとれ、一気に血流が四肢に流れ込んだことによる一時的な脳貧血。

やっているうちに身体が慣れ、血流自体が増えてくると改善していく。

「体力もついていくので少しずつ、自分のペース、できる範囲で続けていきましょう」と説明していますが、普通にしていると起きないふらつきやめまいに恐怖を覚えてしまい、足が遠のいてしまう方もいらっしゃいます。

どう説明したら不安なくやりたい気持ちになっていただけるか、思案する毎日です。

アドバイスいただけませんでしょうか?

●7月のじりき通信を読んで

「夏の暑さ、寝苦しさを乗り切る方法1 筋肉の凝りをほぐして脱力させる」

体熱の分散平均化、お風呂の表面が熱く下が冷たい、の比喩、そしてクーラーに弱くなる。

まさにその通りですね。

夏でも靴下をかかさなくなりました。自力整体を始めてから身体にいいことに敏感になります。

お酒については未だに煩悩との戦いではありますが、冷たいビールは身体が拒否するようになっています。わたしも映画館での防寒は必須です。

先生の言語化のお力をありがたく拝受し、生徒さんへ伝播していきたいです。

気づきをありがとうございました。

どうぞよろしくお願いいたします。

矢上 裕です。 お答えします。

 めまいの生徒さん、もしかしたら「頭位性めまい」ではないでしょうか?

詳細はネットで検索してみてください。

 西洋医学での解説がいろいろ書いてありますが、整体的には首のねじれが原因です。

それと仰向けから寝返って起きるときに目が回りますから、起きるときにまず頭の位置を先に動かしてから身体を動かすようにすると大丈夫です。

 それと目の運動をやってみると、目を動かしにくい角度があるはずです。

 フィギュアスケート選手が回転をするときに、一番先に回転方向へ目を動かし、次に頭を動かし、身体が最後に来るようにすることで、目が回るのを防いでいますが、そのやり方で仰向けから右に寝返って起きてくるようにしてみてください。 右に寝返るのはその方がめまいが少ないからです。

眼、頭、胴体 この順番です。 そして眼球運動で目がどの方向へも動くように練習しましょう。 

by 矢上 裕

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