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DATE : 2024.12.24

5か月ぶりにダイアリーを再開します

7月より停止していたダイアリーを再開したいと思います。

ただし、質問に対する答えを書くことは大変なので、私が週に5回行っている授業のプログラムをそのまま日記形式で掲載していきます。

 毎週のズームの授業を受けている方の復習に、また二か月に一度の研修のナビの参考になれば良いと思います。 

 

〇 現在おこなっている 「経絡自力整体」 の実際

〇 どのようにしてツボを選んでいるのか?

経絡中最もその経絡に影響を与えるツボを原穴という。

原穴は経絡にエネルギーを注入する注入口(自転車の空気を入れる注入口をイメージ)

自力整体は原穴を刺激することで、経絡へ気を入れている。

手の原穴から気を注入することで、腕から頭、胴を伝わって気が充満し、足の原穴まで気が流れる。

〇 ツボの押し方は

ツボは皮膚から1センチ深い所を流れる地下水脈と思うこと。

深く刺激を届けることで水脈の気を流していく。その為に、押す側の指の腹ではなく、爪の指頭を

差し込んでいくので爪を深く切って、ツボに爪の後や痛さを与えないようにする。

(私の場合、人のツボ押しをするときに、相手を傷つけないように日々サンドペーパーを使って手入れし、握力も鍛えている)

ツボを押しながら揺さぶるのは、より深く刺激を届けるため。

爪の井穴は挟んで指圧している時に、井穴側の腕をゆさぶる。

考え事で脳が働いているときは、脳が気を奪い足へ流れていかない。

無心で頭から足へ気が下りて、足が温まることをイメージする。

〇 経絡治療で気が巡ると どうなるのか?

1,ほぐれて、ゆるんで、気が巡り、 ひざ下が温かくなる。

2,上半身が脱力し、下半身に力が入り、重心が安定する。 

3,胃腸がグルグル鳴る 四つん這い身体回しが楽になる。

4,頭の血が手足に下りて、頭寒足熱となり、眠たくなる。

  • 経絡の詰まりがほどけて、痛みが消える。

 実技開始  

〇 5つの刺激での経絡刺激法
1,指圧、2,ツボ伸ばし、3,揺すり、4,輪っかタオルでの摩擦、5,輪っかタオルを使った力みと脱力 

〇 四つん這い身体回しで、関節の硬さを診察 (気の通りが良くなると驚くほど楽に回せる)

〇 下肢の経絡のほぐし(足の経絡は指と指の股を通る)

〇 タオルを使った5つの骨格矯正

1,骨盤前傾、丹田強化、肩甲骨引き締め下ろし、胸郭持ち上げ、後頭骨持ち上げ、肩甲骨拡げ、腰椎丸め反り腰直し (力を入れて気を集め、脱力して散らす)


〇 手の親指の肺経の井穴、魚際刺激の後、肺経伸ばし

〇 手の親指の太陰肺経の刺激で足の太陰脾経までポカポカしてくる


〇 手の小指内側の心経の井穴、神門刺激の後、心経伸ばし&眼球運動

〇 手の少陰心経の刺激で、足の少陰腎経までポカポカしてくる 


〇 手の人差し指の大腸経の井穴、合谷刺激の後、合谷&大腸経伸ばし

〇 手の陽明大腸経の刺激で、足の陽明胃経までポカポカしてくる


〇 手の小指の小腸経の井穴、腕骨刺激の後、腕骨伸ばし&小腸経伸ばし

〇 手の太陽小腸経の刺激で、足の太陽膀胱経までポカポカしてくる 


〇 手の薬指の三焦経井穴、外関刺激の後、三焦経伸ばし

〇 手の少陽三焦経の外関刺激で、足の少陽胆経までポカポカしてくる 

〇 手の中指の心包経の井穴、前腕の内関膝指圧の後、太陵伸ばし&心包経伸ばし

〇 手のけっちん心包経の刺激で、足のけっちん肝経までポカポカしてくる

〇 手の陰経 左から肺、心、心包伸ばし


〇 大腸経合谷伸ばしの後、小腸経腕骨伸ばし 手の全経絡ねじり&眼球運動

〇 足を前後してゆする脾経、 胃経刺激


〇 足の膀胱経刺激の後、アキレス内側の三陰交刺激 踏み込みで手足の全経絡刺激

休憩 経絡治療で頭の気が足へ下がると強い眠気に襲われるので、眠らないように、しっかり覚醒させてから次の実技に移ること。

〇 輪っかタオルを足裏にひっかけて  腎・膀胱経刺激

〇 輪っかタオルを腰と膝にクロスしてひっかけてお尻を持ち上げる。胃経刺激 腎臓刺激

〇 うつ伏せで足首を回す足の陰経、  手の陰経ほぐし

〇 四つん這い身体回しで、関節の硬さを再診察

〇  開脚座

〇 立位でひざ縛りねじりを行って、手の陰経 左から肺、心、心包伸ばし


〇 大腸経合谷伸ばしの後、小腸経腕骨伸ばし  手の全経絡ねじり&眼球運動 

〇 タオルを使った骨格矯正

  • 骨盤前傾、丹田強化、2,肩甲骨引き締め下ろし、3,胸郭持ち上げ、4,後頭骨持ち上げ、

5,肩甲骨拡げ、 6,腰椎丸め反り腰直し (力を入れて気を集め、脱力して散らす)

下の写真は 最後のタオルを使った後頭骨も上げです。

 タオルは耳の下を通っていますので、必ず髪の毛を書き上げて後頭骨の下をくぐらせ、顔を下に向けて、帽子を後ろから脱ぐようにして行ってください。

by 矢上 裕

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