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DATE : 2024.12.27
ツボ刺激やツボ伸ばしで守りたい3つのこと
「生徒がツボ刺激やツボ伸ばしは効かない 効いている気がしない」と言われる人の多くが
1,ツボを深く刺激していない。(ツボ刺激でゆするのは、より深いツボまで刺激を届ける為)
2,吐く呼吸で行っていない。(何故、吐くことが大事かというと、吐くと副交感神経が優位になる)
3,「刺激を自律神経(経絡)まで届ける」という意識が足りない。ただナビの言われるままストレッチをしているだけ。刺激が届かないと靴の上から足裏をかくようなもの
である。
ここで知識として入れて欲しいのが「ユウ・テウ博士の考案した高麗手指鍼」の原理である。それは
〇 手の親指への刺激は肺へ届くだけでなく、同じ側の足の前面、股関節や膝まで届き、股関節痛や膝の痛みが楽になるはずである。
〇 手の小指への刺激は心臓へ届くだけでなく、同じ側の足の後側、つまり腰から坐骨神経痛、膝の裏、ふくらはぎ、足裏まで痛みが楽になるはずである。
〇 手の人差し指の刺激は、同じ側の腕から肩、首までのラインの痛みが取れ、
〇 手の薬指の刺激は、同じ側の腕の後ろ側の三角筋、肩甲骨内側の凝りが取れるはずである。
〇 最後の手の中指の刺激は 自律神経や頚椎から背骨を通り尾てい骨迄の刺激である。
このような知識と意識を持って指の刺激をして欲しい。
現に親指の付け根を伸ばすだけで、長年のひざや股関節の痛みが楽になった人が多い。
人差し指と薬指で五十肩が楽になる。
中指刺激で、頚椎を反らせやすくなり、頚椎の不快な症状は消えていく。
この手の指と足との関係はは経絡学説とは別に、韓国のユウ・テウ博士の考案した高麗手指鍼の原理である。
ユウ・テウ博士は手の親指と小指は足の股関節から足裏までに相当し、手の人差し指と薬指は腕から肩、中指刺激は背骨全体への刺激となるとして、手への鍼だけで全身の治療を行う人だった。
現在はヨガの先輩である龍村氏が指ヨガとして開発されている。
だから、経絡刺激だけでなく、手と全身との関連も伝えると良い。
知識があると、意識しやすくなり、意識するようになると正確にできるようになり、効果が出てくるのだ。それまでは何度も繰り返し、意識できるように誘導することである。
高麗手指鍼を応用して、龍村修氏が指ヨガを考案し、指ヨガを応用して整形外科医の書いた、長田夏哉著 「中指を回すと全ての痛みが消える」があるので、これもまた是非読んで知識を付けて指導して欲しい。
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