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DATE : 2024.12.29
オンラインでのナビ研修
1228(日) 昨日はオンラインでのナビ研修。
前半1時間のパワーポイントを使っての経絡刺激の講義 後半は90分の実技だ。
実は私の不注意(水曜日に寒い中での歩きすぎと、その後の銭湯で水風呂に入ったこと)で、朝から腰が痛かった。腰というよりお尻、仙腸関節周囲の筋肉の痛みである。
痛む部分の筋肉を伸ばそうとすると、後で痛みで立てなくなる。
だからオンラインの実技は、筋肉を伸ばすのを一切外し、経絡刺激に集中した。
すると最初の立ち姿勢で、左手の親指、小指を刺激した時、痛む左足が温かくなりスーと気が通るような気がした。 それから後は全く痛みが消えている。今もだ。
すごい経絡刺激効果である。
左足の痛みが左手の親指と小指の経絡刺激、肺経と心経・小腸経刺激で消えるのだから普通の人が聞いても信じる人は少ないだろう。
一昨日紹介した、ユウ・テウ博士が開発した高麗手指鍼では、足は左右の手の親指と小指への刺激が有効だとあったが、身をもってその正しさを実感したのは、これからの経絡刺激指導へ自信をもって伝えることができる。
逆に骨盤の高さに左右差がある私にとって長時間歩くことは、歩くごとに左右差をより強くなり、その上水風呂に入って冷やすなんて 「こうやれば腰痛が作れますよ」という見本である。
体験とはただそのことを体験するだけのことで、経験とは全く異なる。
それは経験とは体験したことから学び、キャリアを積み、成長することだから。
今回の経験からの学びは、「身体に良かれと思ってやっていることが、結局は身体をイジメていることになる。正しい知識を持っていないといけない」ということだ。
さて、「経絡=見えない自律神経」の 話になるが、深く考察していこう。
見えない自律神経には、肝、心、脾、肺、腎の自律神経がある。
肝は血液を浄化する、心は血液を巡らせ、脾は血液を作る。肺は全身に潤いを届け、腎はその人の老化、寿命をコントロールする。
人はおよそ、この5つ肝、心、脾、肺、腎の自律神経の強弱により、生まれ持った気質があり、その気質が生活習慣を作り、その生活習慣が病気を作る。
では、次回は肝、心、脾、肺、腎それぞれの自律神経の強弱から生まれる気質、正確について述べてみよう。
実技プログラム
5つの刺激での経絡刺激法
1,指圧、2,ツボ伸ばし、3,揺すり、4,輪っかタオルでの摩擦、5,輪っかタオルを使った力みと脱力
〇 下肢の経絡のほぐし(足の経絡は指と指の股を通る)
〇 立位で、タオルを使った5つの骨格矯正
1,骨盤前傾、丹田強化、肩甲骨引き締め下ろし、胸郭持ち上げ、後頭骨持ち上げ、肩甲骨拡げ、腰椎丸め反り腰直し (力を入れて気を集め、脱力して散らす)
〇 手の親指の肺経の井穴、魚際刺激の後、肺経伸ばし
〇 手の親指の太陰肺経の刺激で足の太陰脾経までポカポカしてくる
〇 手の小指の小腸経の井穴、腕骨刺激の後、腕骨伸ばし&小腸経伸ばし、心経の井穴、神門刺激の
後、心経伸ばし
〇 手の人差し指の大腸経の井穴、合谷刺激の後、合谷&大腸経伸ばし
〇 手の薬指の三焦経井穴、外関刺激の後、三焦経伸ばし
〇 手の中指の心包経の井穴、前腕の内関膝指圧の後、太陵伸ばし&心包経伸ばし
〇 手の陰経 左から肺、心、心包伸ばし 陽経、大腸経、小腸経、三焦経伸ばし
〇 休憩
〇 輪っかタオルを足裏にひっかけて 腎・膀胱経刺激
〇 輪っかタオルを腰と膝にクロスしてひっかけてお尻を持ち上げる。胃経刺激 腎臓刺激
〇 うつ伏せで足首を回す足の陰経、 手の陰経ほぐし
〇 四つん這い身体回しで、関節の硬さを診察 (気の通りが良くなると驚くほど楽に回せる)
〇 立位でひざ縛りねじりを行って、手の陰経 左から肺、心、心包伸ばし
〇 大腸経合谷伸ばしの後、小腸経腕骨伸ばし 手の三焦経伸ばし
〇 タオルを使った骨格矯正
1,骨盤前傾、丹田強化、2,肩甲骨引き締め下ろし、3,肩甲骨拡げ、4,胸郭持ち上げ、後頭骨持ち上げ、
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